商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 秋田書店 |
発売年月日 | 2014/05/08 |
JAN | 9784253130431 |
- コミック
- 秋田書店
ちーちゃんはちょっと足りない
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ちーちゃんはちょっと足りない
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商品レビュー
4.1
82件のお客様レビュー
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周りと比べてしまうよな。生まれた環境、頭の良さ、誰かが当たり前に持っているものが自分たちには喉から手が出るほど欲しくて、周りのせいにしたくてどうしようもない自分に気付いている 見下していた相手が自分にない素直さで友達を作ってるってナツが知ったら余計塞ぎ込んでいきそうだし、ちーちゃんとナツは友達のままいられなさそう
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次男くんがポチった1冊 「心が強い時に読んだ方がいいよー」と言われた え、『ちょっと足りない』ちーちゃんのホンワカ日常漫画じゃないの? うぅ、苦しいね あの子は持っていて 私は持っていないもの 優しさ 可愛さ 裕福さ 恋人 etc … … そんなん比べだしたらキリないけど...
次男くんがポチった1冊 「心が強い時に読んだ方がいいよー」と言われた え、『ちょっと足りない』ちーちゃんのホンワカ日常漫画じゃないの? うぅ、苦しいね あの子は持っていて 私は持っていないもの 優しさ 可愛さ 裕福さ 恋人 etc … … そんなん比べだしたらキリないけどね 中学生のナツの孤独さをギューってして埋めてあげたいよ 何の情報もなしにラストのページを見たら ハッピーエンドにも見える。 ちゃんとストーリーをわかったうえでの あのラストシーンはちょっとこわい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
『空が灰色だから』以来の阿部共実。この方が描く女の子の、化けの皮が剥がれていくような瞬間が好きで、これがよく見かける「リアルな作品」という感想にまとめられると思う。私もそう思う。 今回の場合はそれがちーちゃん、と見せかけて「どうせ私だけがクズですよ」のナツちゃんだった。「お前こんなに闇を抱えていたのか!?」と言いたくなると同時に、やはり人はみんなこんな感じだとも肌で感じるので自然と受け入れられてしまう心地良さがある。だからこそ、グレてたっぽい藤岡さんが「私だって欲しいものが沢山あるけど手に入らない、みんなそうだ」と言ったのにはグッときた。そこまで分かってる彼女はやっぱり人間として成熟とは言わないまでも成長しているのかもしれない。結局最後までナツちゃんの成長は感じられず、モヤモヤはするけど、その居心地の悪さ含め人間関係のチグハグ感を表現できていてすごい。 ナツちゃんがなんの変哲もなく「自殺でもしよっかな」って言った時に今の自分を俯瞰できた気がする。そう、自殺することを生きるための選択肢に入れている人は、案外周りからはこんな風にしか見えないものなのだ。そういう意味ではナツちゃんのモノローグにはとても共感できた。
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