商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 青幻舎 |
| 発売年月日 | 2014/04/01 |
| JAN | 9784861524356 |
- 書籍
- 文庫
いろは判じ絵
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いろは判じ絵
¥1,870
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商品レビュー
3.3
7件のお客様レビュー
様々な判じ絵を楽しめるのはいいんですが、ずーーーっと単調に判じ絵だけが続くので途中から集中力が切れてしまいました。 絵の上半分下半分だけを書いて読ませたり、真ん中を消して上と下だけ読ませたり、逆さまにするわ濁点半濁点つけるわ擬人化するわ、自由な絵遊び。自由っていうかもう斉藤満喜...
様々な判じ絵を楽しめるのはいいんですが、ずーーーっと単調に判じ絵だけが続くので途中から集中力が切れてしまいました。 絵の上半分下半分だけを書いて読ませたり、真ん中を消して上と下だけ読ませたり、逆さまにするわ濁点半濁点つけるわ擬人化するわ、自由な絵遊び。自由っていうかもう斉藤満喜子(やりたい放題)。正直「いや、それはちょっと苦し紛れにも程があるだろ」とは思いますがこういった手首のしなやかさというか、遊び心というか、物事の捉え方や日常の過ごし方に「何かを足す」「何かを引く」「何かと何かを合わせる」っていうんですかね。作り手は勿論ですがこれを市井の人達が見てあれやこれやと楽しむだけの知能の高さと洗練された文化を感じますよね。 さっきは上半分下半分、真ん中くり抜いてとかやりたい放題だなとちょっとくさしましたが、これって「あの木が邪魔なら消しちゃえばいい」という、対象物を芸術家の目で調整する能力に近いものを感じさせますし(岡本太郎が聞いたら怒られそうですが)、判じ絵自体が浮世絵からのキャラクターピックアップというか、スピンオフ?サンプリング?だとするならば、それって何かの映画やら漫画やら絵からキャラだけ取ってきて独立したマスコットにしちゃう現代人の感覚とほぼ同じなのでは。そもそも版画だったから頭の中で3Dにし易かったのか、背景を色も塗らずにそのまんま放置出来るセンスからしても紙の中に人物や背景を置いている(2Dジオラマ)的な感覚なのか。浮世絵は最も平面的な描写でありながら絵描きと鑑賞者は平面の立体感を持ってたのかもですね。(そういうアプリがありましたよね、今もあるし私はよく使いますけど。) 本の構成(ずーっと判じ絵が続く。淡々と。)私にはちとキツかったですが、描かれた絵がとにかく素晴らしい。覗き男の猫背に首の角度、寝起きの肘の角度、表情。こんな少ない線と点だけで間違いようもないほど的確に描かれている。こういうのもなんか現在の漫画文化に直結してますよね。鳥は恐竜の子孫でしたーではなく鳥はそのまま恐竜であるように、判じ絵はそのまま現代の一コマ漫画。
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ワンピースで判じ絵の場面あったな!と図書館で出会った書籍。とにかく手に取ってみたらなかなか面白かった。結構わからないが、このわからなさを江戸の庶民は面白さとして、あそびとしてあとりかかっていたんどろうと。今のクイズ番組とリンクしてくるようなそんな人間という性質を感じた。
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江戸時代の判じ絵をクイズ形式で絵解き。最初は読み解きに苦労しますが法則があったりするのでコツがわかるとだんだん読み解けるように。江戸の人たちのチャーミングで豊かな想像力に感心してしまうこと間違いなしです。
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