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ぬるい毒 新潮文庫
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ぬるい毒 新潮文庫

本谷有希子(著者)

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ぬるい毒 新潮文庫

440

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2014/03/01
JAN 9784101371733

ぬるい毒

¥440

商品レビュー

3.1

63件のお客様レビュー

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2024/09/25

タイトルの「ぬるい毒」まさにそのまま(笑) すごいタイトルがしっくりきたし、手が止まらない面白さがあったので星5。 こんな男に5年も……もったいないね(´;ω;`)

Posted by ブクログ

2024/09/23

登場人物誰一人として共感できなかった 学生の頃の恋愛を思い起こしてみてもダメだった 何が起こってるのか 何をどうしたいのか 誰が悪くて誰が正しいのか 全く理解できなかった これは、、、純文学だから? よくある売れない小さな劇団の訳のわからない寸劇を見ているような感覚 これが分かる...

登場人物誰一人として共感できなかった 学生の頃の恋愛を思い起こしてみてもダメだった 何が起こってるのか 何をどうしたいのか 誰が悪くて誰が正しいのか 全く理解できなかった これは、、、純文学だから? よくある売れない小さな劇団の訳のわからない寸劇を見ているような感覚 これが分かるセンスもってるオレって玄人でしょって言われてるそんな気分

Posted by ブクログ

2024/08/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

⚫︎感想 まず、知らない人から電話がかかってくるパターン、好きだった笑 一気に読むつもりはなく読み始めたけど、一気読みした。 自分が自意識過剰だと気づかない19歳。もう昔の自分でもないし、その他大勢の女どもでもない。全てを分かっている。馬鹿にされていることも分かった上で、手のひらの上で転がされているのを演じている。いつかひっくり返してやる。…という全能感に近いような思いを秘めている反面、自分の欲望をコントロールできてはいない、そんな若く危うくて、自分のことが嫌いで好き、尊いけど本当は矮小で一般的な主人公や他の登場人物を通して、読者は多かれ少なかれ、どこかに自分の姿を思うのではないかと思った。こんな気持ち悪い登場人物ばっかりの世界、ある?と思ったけど、読み終わった頃には、振り返ってみれば20代前半、拒絶したくなるような、恥ずかしい、未熟な自分が確かにいたよなと思わされ、「ぬるい毒」がまわった。 ⚫︎あらすじ(本概要より転載) あの夜、同級生と思しき見知らぬ男の電話を受けた時から、私の戦いは始まった。魅力の塊のような彼は、説得力漲る嘘をつき、愉しげに人の感情を弄ぶ。自意識をずたずたにされながらも、私はやがて彼と関係を持つ。恋愛に夢中なただの女だと誤解させ続けるために。最後の最後に、私が彼を欺くその日まで――。一人の女の子の、十九歳から五年にわたる奇妙な闘争の物語。渾身の異色作。

Posted by ブクログ

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