- 新品
- 書籍
- 新書
キャラクター・パワー ゆるキャラから国家ブランディングまで NHK出版新書
858円
獲得ポイント7P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | NHK出版 |
発売年月日 | 2014/02/07 |
JAN | 9784140884263 |
- 書籍
- 新書
キャラクター・パワー
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
キャラクター・パワー
¥858
在庫なし
商品レビュー
3
8件のお客様レビュー
今、町やテレビを見るとゆるキャラが目に付くことが多い。最近、ネットで「期間限定 ぐでたまカフェが西武池袋本店にオープン」という記事を見た。ゆるキャラとコラボしたカフェが登場するなど、キャラクター・パワーは計り知れない。 そんなキャラクターに光を当てたのが今回の本だ。著者は、...
今、町やテレビを見るとゆるキャラが目に付くことが多い。最近、ネットで「期間限定 ぐでたまカフェが西武池袋本店にオープン」という記事を見た。ゆるキャラとコラボしたカフェが登場するなど、キャラクター・パワーは計り知れない。 そんなキャラクターに光を当てたのが今回の本だ。著者は、広告代理店勤務を経て、広告論とブランド論を専門とする大学教授だ。 大人がキャラクターグッズを持っていても気持ち悪いとは思われない日本と外国の比較、表情に注目(無表情な日本のキャラクター対表情豊かなアメリカのキャラクター)、ついには密教を引用してキャラクター文化を語っている。 キャラクターはもはやただかわいいの枠を超えて、チャリンチャリンとお金を落とすビジネスとして成立していることや、キャラクターと通じてブランドの確立するなど影響力は大きい。 日本は、国家ブランドとしてキャラクターを大いに活用するべきだと説いている。「あうん」、「腹芸」というテレパシーコミュニケーションが通じない世界で自己アピールするには、キャラクターを活用するといいのはわかる。 ぐでたまカフェ http://gudetama.createrestaurants.com/jp/
Posted by
日本人が好む無表情なキャラクター「むひょキャラ」。他者から心の中に深く入り込まれるような、近すぎる関係を厭う心理、他者とのコミュニケーションを嫌う現代人の心理を表しいている。「むひょキャラ」が好まれるのは、無表情ならば自分の思ったことや感じたことに、いつでも同意してくれる存在とな...
日本人が好む無表情なキャラクター「むひょキャラ」。他者から心の中に深く入り込まれるような、近すぎる関係を厭う心理、他者とのコミュニケーションを嫌う現代人の心理を表しいている。「むひょキャラ」が好まれるのは、無表情ならば自分の思ったことや感じたことに、いつでも同意してくれる存在となれるからだ。嬉しいときはともに喜び、悲しいときは一緒に泣いてくれる。無表情だからこそ自分の感情を投影できる。何も言わずじっと自分のそばで見守ってくれるキャラクターは癒しの存在。人間関係が希薄になっているからこそ、人間でないものに感情的な潤いを求め、感情移入する。日本特有の完璧主義を追求する堅苦しさをほぐすかのような「ゆるさ」への嗜好は、精神のバランスをも調整している。日本人と日本文化の深層を読み解くものとして興味深く読んだ。さらにキャラクターをブランド論や文化論の観点からその意味を論じ、「日本のキャラクター文化には、かわいいを中核としたクールジャパンのシンボルがあり、日本はその元祖としてグローバルに認知され地位を確立することを目指さなければならない。」と日本の今後進むべき道筋を示す。ゆるキャラへ向ける視線は大きく変わった。
Posted by
日本の未来は、キャラクターにかかっている? 日本とアメリカのキャラクターの違いとか、キャラクターの意義とか。そんなにキャラクター依存とは思わないけど、キャラクター商品は嫌いじゃない。キャラクターはブランド。
Posted by