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キャラクター・パワー ゆるキャラから国家ブランディングまで NHK出版新書
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キャラクター・パワー ゆるキャラから国家ブランディングまで NHK出版新書

青木貞茂【著】

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キャラクター・パワー ゆるキャラから国家ブランディングまで NHK出版新書

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2014/02/07
JAN 9784140884263

キャラクター・パワー

¥858

商品レビュー

3

8件のお客様レビュー

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2016/10/30

 今、町やテレビを見るとゆるキャラが目に付くことが多い。最近、ネットで「期間限定 ぐでたまカフェが西武池袋本店にオープン」という記事を見た。ゆるキャラとコラボしたカフェが登場するなど、キャラクター・パワーは計り知れない。  そんなキャラクターに光を当てたのが今回の本だ。著者は、...

 今、町やテレビを見るとゆるキャラが目に付くことが多い。最近、ネットで「期間限定 ぐでたまカフェが西武池袋本店にオープン」という記事を見た。ゆるキャラとコラボしたカフェが登場するなど、キャラクター・パワーは計り知れない。  そんなキャラクターに光を当てたのが今回の本だ。著者は、広告代理店勤務を経て、広告論とブランド論を専門とする大学教授だ。  大人がキャラクターグッズを持っていても気持ち悪いとは思われない日本と外国の比較、表情に注目(無表情な日本のキャラクター対表情豊かなアメリカのキャラクター)、ついには密教を引用してキャラクター文化を語っている。  キャラクターはもはやただかわいいの枠を超えて、チャリンチャリンとお金を落とすビジネスとして成立していることや、キャラクターと通じてブランドの確立するなど影響力は大きい。  日本は、国家ブランドとしてキャラクターを大いに活用するべきだと説いている。「あうん」、「腹芸」というテレパシーコミュニケーションが通じない世界で自己アピールするには、キャラクターを活用するといいのはわかる。 ぐでたまカフェ http://gudetama.createrestaurants.com/jp/

Posted by ブクログ

2015/04/22

日本人が好む無表情なキャラクター「むひょキャラ」。他者から心の中に深く入り込まれるような、近すぎる関係を厭う心理、他者とのコミュニケーションを嫌う現代人の心理を表しいている。「むひょキャラ」が好まれるのは、無表情ならば自分の思ったことや感じたことに、いつでも同意してくれる存在とな...

日本人が好む無表情なキャラクター「むひょキャラ」。他者から心の中に深く入り込まれるような、近すぎる関係を厭う心理、他者とのコミュニケーションを嫌う現代人の心理を表しいている。「むひょキャラ」が好まれるのは、無表情ならば自分の思ったことや感じたことに、いつでも同意してくれる存在となれるからだ。嬉しいときはともに喜び、悲しいときは一緒に泣いてくれる。無表情だからこそ自分の感情を投影できる。何も言わずじっと自分のそばで見守ってくれるキャラクターは癒しの存在。人間関係が希薄になっているからこそ、人間でないものに感情的な潤いを求め、感情移入する。日本特有の完璧主義を追求する堅苦しさをほぐすかのような「ゆるさ」への嗜好は、精神のバランスをも調整している。日本人と日本文化の深層を読み解くものとして興味深く読んだ。さらにキャラクターをブランド論や文化論の観点からその意味を論じ、「日本のキャラクター文化には、かわいいを中核としたクールジャパンのシンボルがあり、日本はその元祖としてグローバルに認知され地位を確立することを目指さなければならない。」と日本の今後進むべき道筋を示す。ゆるキャラへ向ける視線は大きく変わった。

Posted by ブクログ

2014/09/07

日本の未来は、キャラクターにかかっている? 日本とアメリカのキャラクターの違いとか、キャラクターの意義とか。そんなにキャラクター依存とは思わないけど、キャラクター商品は嫌いじゃない。キャラクターはブランド。

Posted by ブクログ

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