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かくかくしかじか(3) 愛蔵版
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かくかくしかじか(3) 愛蔵版

東村アキコ(著者)

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かくかくしかじか(3) 愛蔵版

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2014/01/24
JAN 9784087827460

かくかくしかじか(3)

¥817

商品レビュー

4.4

52件のお客様レビュー

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2023/08/23

故郷から遠く離れた美大に進学した明子。 野望は漫画家になること。だが、大学の日々の課題もこなせずに遊んでばかり。一方、漫画も1ページも描いていなかった。 卒業間近にして、明子はようやくその夢に向かい少しずつ動き出す。 とはいえ、実際漫画を描き始めるのではなく、とりあえず新古書店で...

故郷から遠く離れた美大に進学した明子。 野望は漫画家になること。だが、大学の日々の課題もこなせずに遊んでばかり。一方、漫画も1ページも描いていなかった。 卒業間近にして、明子はようやくその夢に向かい少しずつ動き出す。 とはいえ、実際漫画を描き始めるのではなく、とりあえず新古書店でのアルバイトを始めたのだ。ここでバイトをすれば漫画がただで読み放題というわけ。実際、このときいろいろなジャンルのものを読み漁ったことが現在でも貯金として生きているというから、経験は積むものである。 そしてそうして漫画に取り囲まれてみて、ようやくペンが動き始めた。交際中の大好きなイケメン彼氏をモデルとしたイラストなどなのだが。 卒業は迫る。故郷の親からも絵の先生・日高先生からも卒後の就職について心配して電話が来る。故郷に戻り、美術の先生になれ、という勧め。紆余曲折あったが、何とか日高先生が私立高校の美術教師の口を見つけてくれた。 彼氏とは別れたくない(彼は2学年下)。しかし、致し方ない。 彼は遠距離でも大丈夫と言ってくれた(けれども、大人になった今、もちろん、彼は隣にはいないのである。まぁそんなものだ・・・)。 そんなわけで故郷に帰ってきたが。 何と、日高先生が用意してくれたはずの就職口は、強いコネを持つ別の人物に奪われていた! 金もなければ友達もいない。明子は仕方なく、日高先生の絵画塾に再び通い、そして何となく先生の助手として働くことになる。 何はなくても実はこれが楽しい日々だったということに気が付くのは後になってからのこと。 一方、いつまでもまともな職に就かない娘に業を煮やした父は、自分の会社のコールセンターで働くよう命じる。 この仕事がむちゃくちゃ合わなかった。 夜は相変わらず、日高先生の塾での手伝いもある。 へとへとの日々。 ・・・しかし、起死回生の一歩はここから。 何と明子は会社を辞めたい一心で、漫画を描いて投稿するのである。 夜中の数時間の自由時間しかない中。がむしゃらに、しゃかりきに。 漫画家になる道がうっすらと見え始めるこの巻。 明子はようやく漫画のことを先生に打ち明ける。しかし、先生は取り合わない。 これは落書きだ。そうか、金になるのか。それはいい。漫画でお金が入るなら、そのお金を使って絵を描けばいい。 そうではない、と言いたい明子だが、先生との間の壁はどうしようもなく高い。 反論もできない。説得もできない。なぜなら先生の存在は明子の中でものすごく大きいから。 大きすぎる存在とは袂を分かつしかないのか。

Posted by ブクログ

2023/03/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

仕事をどうするか 大学を卒業した後どうするか どうやって生きていくか どうやって お金を稼ぐのか 何かをやって 生きていかなければいけないからこそ 就職するのが生き方なのか 就職しないことが生き方なのか 今から振り返る

Posted by ブクログ

2022/02/27

切羽詰まらないと、人は、動かないのかは?嫌々、人によるだろう。著者があけすけに事実を書ける心理状態になったのだろう。自分は、どうか?言えた方が明るく生きれる気がする。

Posted by ブクログ

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