商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2014/01/09 |
JAN | 9784062187589 |
- 書籍
- 書籍
お父さんと伊藤さん
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
お父さんと伊藤さん
¥1,540
在庫なし
商品レビュー
3.9
47件のお客様レビュー
お父さんと伊藤さん。 タイトルからどんな話だろうと思いながら読み進めていた。伊藤さんは20歳上の恋人。 でもただ歳をかさねてるのとも違う伊藤さんの空気感が良い。お父さんとの関係性も大人になって好転するというか、きっとずっとそこにあった良い関係が表に出て、良い感じになっていける感じ...
お父さんと伊藤さん。 タイトルからどんな話だろうと思いながら読み進めていた。伊藤さんは20歳上の恋人。 でもただ歳をかさねてるのとも違う伊藤さんの空気感が良い。お父さんとの関係性も大人になって好転するというか、きっとずっとそこにあった良い関係が表に出て、良い感じになっていける感じが良いなと思った。
Posted by
自分の居場所 父と娘そしてその同棲相手、伊藤さん。娘34歳。伊藤さん54歳。父74歳。 読む人の年齢によって受取方が違うだろう。 私は伊藤さんと同じ世代。 そして昨年父を亡くした。 娘さんに老婆心ながら もっと素直になって。 もう二度と話すことも、触れる事も出来ない永遠の別れが...
自分の居場所 父と娘そしてその同棲相手、伊藤さん。娘34歳。伊藤さん54歳。父74歳。 読む人の年齢によって受取方が違うだろう。 私は伊藤さんと同じ世代。 そして昨年父を亡くした。 娘さんに老婆心ながら もっと素直になって。 もう二度と話すことも、触れる事も出来ない永遠の別れがやって来るのよと、囁いてみたり。 でも分かるな父に対する時の ついつい冷たくしてしまう気持ち。 と思ったり。 気が付くと夢中に成って読んでしまった。 家族はそれぞれ作っていくものだと思う。 思いやり、時にはぶつかりながら、近いからこそ許せない事が有ったり。甘え、期待、理想、世間体……取り巻く状況はそれぞれだが、やはり最後は心の拠り所なのだと思う。 何者にも成れなかった伊藤さん世代の自分は 父の歳までには何か見つけたいと強く考えさせられた。 奇しくも明日は父の日。 家族とは何だと思いふけっている。
Posted by
すっごく久々に、よかった。あまり、手に取らないタイプの物語なのに、すごく好きだった。 タイトルはイマイチだな、と思うけど。
Posted by