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ルポ虐待 大阪二児置き去り死事件 ちくま新書
946円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2013/09/06 |
JAN | 9784480067357 |
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ルポ虐待
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ルポ虐待
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商品レビュー
4.2
84件のお客様レビュー
山田詠美さんの「つみびと」を読み、こちらも拝読。 育児放棄した母親が幼子を餓死させた、と聞くと残忍な事件ですが、その母親の生い立ちや背景を遡っていくことで、問題の本質が見えてくるのだと思います。身近な大人たちがなぜか手を差し伸べない。 元夫からの養育費がもらえない。母親だけが悪者...
山田詠美さんの「つみびと」を読み、こちらも拝読。 育児放棄した母親が幼子を餓死させた、と聞くと残忍な事件ですが、その母親の生い立ちや背景を遡っていくことで、問題の本質が見えてくるのだと思います。身近な大人たちがなぜか手を差し伸べない。 元夫からの養育費がもらえない。母親だけが悪者なのだろうか。色々考えさせられます。
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みんながみんな本書のような親ではないと思うが、虐待する親の人物像を垣間見ることができた。少なくとも本書を読めば、幼い子どもの死はこの親だけの責任とは言えないだろう。かと言って、この母親の夫や両親や友人、行政の職員、近所の人など、特定の誰かに責任を擦りつけられるほど単純な話でもない...
みんながみんな本書のような親ではないと思うが、虐待する親の人物像を垣間見ることができた。少なくとも本書を読めば、幼い子どもの死はこの親だけの責任とは言えないだろう。かと言って、この母親の夫や両親や友人、行政の職員、近所の人など、特定の誰かに責任を擦りつけられるほど単純な話でもない。 母親に「罪を償え」というのは簡単だが、そうした態度は母親に酷い仕打ちをして、さらなる孤立を招いてはいないだろうか。「私はこんな母親にはならない」という声もあろうが、それは色んな意味で恵まれた人だと思う。虐待はなくしていかねばならないが、それは特定の誰かを罰することで実現するものではなく、虐待が起こる状況にもっと目を向けるべきではないかと思った。
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出版社(筑摩書房)ページ https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480067357/ 内容、目次
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