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ルポ虐待 大阪二児置き去り死事件 ちくま新書
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ルポ虐待 大阪二児置き去り死事件 ちくま新書

杉山春【著】

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ルポ虐待 大阪二児置き去り死事件 ちくま新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2013/09/06
JAN 9784480067357

ルポ虐待

¥946

商品レビュー

4.1

95件のお客様レビュー

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2026/01/06

元々本事件を題材にした映画の『子宮に沈める』を過去に視聴しており、当時自分は20代で若く、自分に子供が当時いなかったながらに想像を絶するなかなかの映画でトラウマになっていた。 そこから月日が経ち、自分が妊娠した際に、なんとふと思い出し、妊娠中に(!)この事件の本質は何なのか? を...

元々本事件を題材にした映画の『子宮に沈める』を過去に視聴しており、当時自分は20代で若く、自分に子供が当時いなかったながらに想像を絶するなかなかの映画でトラウマになっていた。 そこから月日が経ち、自分が妊娠した際に、なんとふと思い出し、妊娠中に(!)この事件の本質は何なのか? を知りたくなり本書を読みました。 事件の経緯だけを切り取って見ると鬼畜きわまりないし、出産をした今、自分が、我が子に対して同じことができるか? 答えはNOです。もちろん。 でも、それももしかして紙一重なのか?とも思わされました。 もちろん前提には彼女の生い立ちの背景もあったと思う。 ”教育者”の父。若くして一人で子供2人を抱えることになってしまった、22歳の若者。36歳の私から見ると22歳は子供だ。 精神が成熟しきっていない年齢だし、そこに彼女の生い立ちがあり、さらに追い討ちをかけるような誓約書。 いきなり母にはなれないし、いい母親になんて、もっとなれない。 それは誰だってそうだ。 そういう時に、社会や、他の人間や、そういう人の助けや、気持ちの吐き出し口や、そういったものを活用して行って、みんなで子供を育てるのが理想だと思う。 でもそれは結局そういう場所があること、金銭的にも援助できると知っているか、などの知識がなければ本当に必要な人には届かない。 きっと彼女もそうだったと思う。 もし、彼女が行政に頼るという知識があれば。 もし、誰かに苦しいって、助けを求められれば。 もし、周りの人間が異変に気づければ。 もし、子供のことを一緒に考えてくれる人がいたら。 そんなたくさんの『もし』を並べても仕方ないのはわかってる。 でも、もしたくさんの『もし』があれば、子供たちは今も生きてくれていたかもしれない。 そう思うといたたまれない。 彼女は彼女で苦しかったと思う。 だけど、子供は子供で関係のないことで、元気に、生きる権利がある。 苦しいほどの描写で本としては星を5つけるべきだと思うけど、なんだかこの題材の本を星5にするのは違う気がして、4。

Posted by ブクログ

2025/09/11

大阪2児餓死事件ルポ。 この手の読み物に感じることは毎回二つ。 親に向いてないと分かれば即手放せる制度が必要だ。 虐待親には一切の共感はしない。

Posted by ブクログ

2025/05/26

家族の関係性、トラウマ、女性の貧困、社会とのつながりの希薄化など、多角的に事件を見て、育児への向き合い方を深めるきっかけになりました。 今回は事件になったからこれだけ騒がれて有名になりましたが、同じくらい凄惨な環境で生きている人が他にもいる、全ては当てはまらなくとも同様の苦しみ...

家族の関係性、トラウマ、女性の貧困、社会とのつながりの希薄化など、多角的に事件を見て、育児への向き合い方を深めるきっかけになりました。 今回は事件になったからこれだけ騒がれて有名になりましたが、同じくらい凄惨な環境で生きている人が他にもいる、全ては当てはまらなくとも同様の苦しみを感じる人がいることに思いを馳せると、複雑な気持ちになります。 本書の途中ではこんなデータも出てきています。 "国立社会保障・人口問題研究所の分析によると、二十歳から六十四歳までの勤労世代で、単身で暮らす女性の三分の一が「貧困」だ。六十五歳以上の単身者では五十二パーセント、十九歳以下の子どもがいる母子家庭では、五十七パーセントが貧困層だ。" (p.201 第四章『離婚』より) 私たちは、こういった人たちをサポートしていかなければならないと思いますが、自己責任の風潮が強まった昨今の社会がそれを許すのでしょうか。非常に問題は根深いと思いました。2013年刊行の本ですが、10年以上経った今もなお、同様の問題は解消しきれていないと思います。

Posted by ブクログ

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