商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本評論社 |
発売年月日 | 1979/11/10 |
JAN | 9784535574755 |
- 書籍
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悪文 第三版
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悪文 第三版
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商品レビュー
3.6
17件のお客様レビュー
初めはやや老害的に文章の文句を列挙するだけかと思いきや、後半は実用的なコメントも多くて勉強になる。出版されたのは1979年と古いが今でも文章のセオリーは変わらない。 ただ多くの実例を紹介されても結局は自分で書いて習得していかないと良い文章を書けるようにはならないだろう。
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「達意の文」が、如何なるものかについて書かれた本。良い文章の条件は、読み手にスラスラと理解してもらえること。(小説などは除く) 悪文として紹介されている例文は、一見して、すぐにおかしいと思えるものもあれば、解説を見て初めて合点がいくものもあった。 この本は終始、書き手は、読み手...
「達意の文」が、如何なるものかについて書かれた本。良い文章の条件は、読み手にスラスラと理解してもらえること。(小説などは除く) 悪文として紹介されている例文は、一見して、すぐにおかしいと思えるものもあれば、解説を見て初めて合点がいくものもあった。 この本は終始、書き手は、読み手に負担をかけないような文章を書くことを薦めている。一読しただけで、スラスラと入ってくる文章を書くためには、どうすれば良いのか?ということへの解決法が、例に示された悪文を加筆修正することによって、示されている。 一度は読んでおきたい本だと思った。 巻末の「悪文を避ける50か条」と冠して、この本の内容をまとめてあるのが、地味に嬉しい。
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この書評自体が悪文ではないか不安に思いつつ、感想を述べる。本作品は文章作法の名著で、長らく単行本第3版が読み継がれており、2016年に待望の文庫本化がなされた。これでもかと悪文を掲載し、それらの悪文たる所以を述べ、校正や改善を行う。本書内で掲載される森鴎外や夏目漱石の文章は、悪文...
この書評自体が悪文ではないか不安に思いつつ、感想を述べる。本作品は文章作法の名著で、長らく単行本第3版が読み継がれており、2016年に待望の文庫本化がなされた。これでもかと悪文を掲載し、それらの悪文たる所以を述べ、校正や改善を行う。本書内で掲載される森鴎外や夏目漱石の文章は、悪文を並べたうえで比較すると、如何に優れた文章であるかを感じる。 読み手を意識した文章組み立て、主語述語の明確化、適切な接続助詞、誤用の防止、などなど。本書を読むと文章を書くことがやや怖くなる副作用はあるもの、SNSの普及で文章を書くことが増えた現代人の必読書である。
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