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古池に蛙は飛びこんだか 中公文庫
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古池に蛙は飛びこんだか 中公文庫

長谷川櫂(著者)

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古池に蛙は飛びこんだか 中公文庫

902

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2013/09/21
JAN 9784122058378

古池に蛙は飛びこんだか

¥902

商品レビュー

4.2

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2025/03/16

「古池や……」の句をはじめ、芭蕉の代表的な句について著者自身の解釈が提出されています。 著者は、芭蕉の弟子の各務支考が「古池や……」の句の誕生について語っている証言を参照して、この句は「蛙飛込む水のおと」が先にできており、その後「古池や」が芭蕉によって思いつかれたことで完成した...

「古池や……」の句をはじめ、芭蕉の代表的な句について著者自身の解釈が提出されています。 著者は、芭蕉の弟子の各務支考が「古池や……」の句の誕生について語っている証言を参照して、この句は「蛙飛込む水のおと」が先にできており、その後「古池や」が芭蕉によって思いつかれたことで完成したということに注目します。すでに「蛙飛込む水のおと」において、蛙が水のなかに飛び込む情景は表現されており、それゆえ「古池や」があらわしているのは芭蕉の耳によってとらえられた現実の世界のできごとではなく、芭蕉によって思いえがかれた心の世界のできごとだと著者は解釈します。さらに、「や」という切れ字によって、現実の世界と心の世界という、ふたつの世界の「間」が明瞭に示されていると著者は主張しています。 こうして著者は、現実の世界と心の世界の「間」に目を向けて、「閑さや違和にしみ入蝉の声」「田一枚植て立去る柳かな」といった、芭蕉の主要な句についての解釈を展開していきます。とりわけ「田一枚……」の句にかんしては、「植て」の主体と「立去る」の主体がいったいだれだったのかという問題をめぐって、これまでさまざまな解釈がありました。著者は、これらの行為の主体は西行であり、西行と一体となった芭蕉であるという、大胆な解釈を打ち出しています。 実証的な立場を守る文学研究者は、こうした解釈はやや大胆に感じて躊躇するのかもしれませんが、著者自身の考える芭蕉の俳句の本質にそくして展開される著者の考察は、芸術としての俳句の可能性を示すという意味で、興味深く感じました。

Posted by ブクログ

2015/08/22

NHK「ようこそ先輩」を見て、読んだんだけど 古池や 蛙飛び込む 水の音 について そんな風に考えたことなかったし 目からうろこ。 人に紹介したくなる本。

Posted by ブクログ

2014/01/18

俳句の奥深さがよくわかる一冊。根拠を持って通説に挑む姿に好感が持てる。もっと俳句のことを知りたいと思わせてくれる好著。

Posted by ブクログ

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