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待ってる 橘屋草子 講談社文庫
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待ってる 橘屋草子 講談社文庫

あさのあつこ(著者)

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待ってる 橘屋草子 講談社文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/09/13
JAN 9784062776455

待ってる

¥770

商品レビュー

3.3

14件のお客様レビュー

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2024/05/07

「待ってる」 帰ってきた家には。 頼らないために選んだ道だったとしても、一言ぐらい書き置きを任せても良かったのではないのか。 「小さな背中」 守りたかった子供。 今までとは違う生活で衣食住が確約され幸せだったとしても、自分を見てなければ悲しいだろう。 「仄明り」 簡単に貸した...

「待ってる」 帰ってきた家には。 頼らないために選んだ道だったとしても、一言ぐらい書き置きを任せても良かったのではないのか。 「小さな背中」 守りたかった子供。 今までとは違う生活で衣食住が確約され幸せだったとしても、自分を見てなければ悲しいだろう。 「仄明り」 簡単に貸した金は。 悪評を聞いたことがあるのであれば、信じていなかったとしても二人きりになるのは危険だろうに。 「残雪のころに」 再会した幼なじみ。 普段ならば直ぐに気付けたのだろうが、疲れ切った心で本心を暴くことは誰にでも難しいだろうな。 「桜、時雨れる」 殺す道具ではなく。 偶然連れられた先だったとはいえ、興味を持てるものに出会うことが出来たのは幸運だったかもな。 「雀色時の風」 遠目から見ただけ。 幸せでやっているのなら諦めがつくかもだが、迎えにきてもらえなかった悲しみだけは残るだろう。 「残り葉」 厳しい修行に耐え。 教えれることはないというが、生きてきた年月が違うのだから全てなど一生かかっても無理だろう。

Posted by ブクログ

2022/09/04

202207/料理屋橘屋を舞台にした連作短編集。この表紙絵とタイトルが好みじゃなくあまり期待せず読んだけど面白かったし、読後はこのタイトルの重みがわかりグッときた。

Posted by ブクログ

2021/10/02

あさのあつこさんの時代小説、何冊目か? 特に、女性が主人公のものは読みやすく思う。 今回は、橘屋という料理屋にかかわる人々の物語。一周回ってうまく着地した感じの読後感。ただし、ちょっと寂しい感じはした。 またもキャスティングをいろいろ想像してみたが、書いてある年齢より、もう少し年...

あさのあつこさんの時代小説、何冊目か? 特に、女性が主人公のものは読みやすく思う。 今回は、橘屋という料理屋にかかわる人々の物語。一周回ってうまく着地した感じの読後感。ただし、ちょっと寂しい感じはした。 またもキャスティングをいろいろ想像してみたが、書いてある年齢より、もう少し年上の人たちの方がしっくりくるんじゃないかと思ったり・・。

Posted by ブクログ

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