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孤鷹の天(下) 徳間文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2013/09/06 |
| JAN | 9784198937423 |
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孤鷹の天(下)
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孤鷹の天(下)
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商品レビュー
4.7
8件のお客様レビュー
澤田瞳子のデビュー作にして中山義秀文学賞受賞作。上巻に引き続き、恵美押勝の敗残兵が淡路島の官衙に幽閉される大炊王を担ぎ、安倍女帝に叛旗をあげる。斐麻呂は大炊王の伊勢にある斎宮山於皇女を救わんとするも、かえって生捕りにされてしまう。大炊王は戦に敗れて亡くなったが、斐麻呂と山於皇女は...
澤田瞳子のデビュー作にして中山義秀文学賞受賞作。上巻に引き続き、恵美押勝の敗残兵が淡路島の官衙に幽閉される大炊王を担ぎ、安倍女帝に叛旗をあげる。斐麻呂は大炊王の伊勢にある斎宮山於皇女を救わんとするも、かえって生捕りにされてしまう。大炊王は戦に敗れて亡くなったが、斐麻呂と山於皇女は磯部王のでっちあげた仏舎利の出現によって恩赦を賜り、生き残ることができた。 そして大学寮の再生にむけて動き出す。
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人は何のために学ぶのか。 淡路から大炊王を奉り、女帝の世に奏上しようとする敗れた者たち。斐麻呂は伊勢の皇女を救う役目を任される。赤土と出会った広子は益女が遺した子を引き取った。自分の為すべきことは何か、それぞれが問い続けていく。 ハッタリを効かせて一発逆転の手を打つ礒部王に心で拍手。清野の協力に驚きつつ、彼らしい小心者の姿を微笑ましく思う。腹を決めた広子のカッコよさ。戦いの中で声を張り上げる上信の姿が目に浮かぶ。 邪なことが跋扈するこの世界で、自分の信じるものを貫くのは難しい。けれど、学ぶ意味はそこにある。変わらないものと変わるものを知り、過去を知り、未来を思い浮かべ、自分の芯を作るために、学問は必要だと思う。「正しい」ことしか学べないのでは、学ぶ理由がすべて任官ではない。だから公の大学も私塾も必要で、そこで学んだ者の道はそれぞれ違うだろう。でも共通するのは学ぶチャンスの大切さだ。 著者は母校の先輩である。母校には、ここで学んだ者は社会のどこにいても自分の得たものを用いて社会を明るくする、というモットーがある。この小説からそのモットーを思い出した。私塾で教える斐麻呂、私塾に書を遺した比良麻呂、官吏として働く清野や光庭、皆大学寮での学びをそれぞれの場所で輝かせている。確かに失ったものは多かったけど、清々しい終わりだった。
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女帝を誑かしたと書かれる弓削道鏡もステレオタイプの書かれ方じゃなく、 これまたイメージがちょっと違う。 途中から、もうどうなるの?と気になって読むのを中断するのが大変。 阿倍上皇と大炊王(天皇)が対立したけど、どちらかだけが正義ではなくて… でもみんな、より良い国にしたいって...
女帝を誑かしたと書かれる弓削道鏡もステレオタイプの書かれ方じゃなく、 これまたイメージがちょっと違う。 途中から、もうどうなるの?と気になって読むのを中断するのが大変。 阿倍上皇と大炊王(天皇)が対立したけど、どちらかだけが正義ではなくて… でもみんな、より良い国にしたいってのが根底にあったんじゃないかな。
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