商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2013/08/29 |
JAN | 9784101175294 |
- 書籍
- 文庫
田辺聖子の古典まんだら(上)
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田辺聖子の古典まんだら(上)
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
古典ほど面白いものはない!読んでみれば、気になる登場人物がきっと見つかるはず。この人が大好き、というお気に入りができたら、もう魅力に気づいたということ。ヤマトタケルが『古事記』の中で詠んだ、後世の私たちに捧げてくれたラブメッセージ。『万葉集』には、かつての恋人へおおらかに歌いかけ...
古典ほど面白いものはない!読んでみれば、気になる登場人物がきっと見つかるはず。この人が大好き、というお気に入りができたら、もう魅力に気づいたということ。ヤマトタケルが『古事記』の中で詠んだ、後世の私たちに捧げてくれたラブメッセージ。『万葉集』には、かつての恋人へおおらかに歌いかける額田王の姿が…。古典をこよなく愛する著者が、その魅力を縦横無尽に語る。 目次 ヤマトタケルのラブメッセージ―古事記 天皇も庶民も歌を詠んだ―万葉集 子を失った悲しみはいつまでも―土佐日記 恋のベテラン、和泉式部―王朝女流歌人 彼は今日も来てくれない―蜻蛉日記 日本のシンデレラ―落窪物語 悲しいことはいいの。楽しいことだけ書くわ―枕草子 道長ってなんて豪胆―大鏡 毛虫大好き姫君―堤中納言物語 女はやっぱりしたたか―今昔物語集 平安朝のオスカル―とりかへばや物語
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田辺聖子さんの古典文学案内。 断然読んでみたいのは「とりかへばや物語」。 古典とは決して古い昔の物語ではない。 「枕草子」は田辺さんにとって特別なものなのではないだろうか?田辺さん自身が清少納言のような。
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読みやすさは『文車日記』よりも簡単に読めてしまう。 落窪物語がシンデレラストーリーで最後の終わり方も良かった。 紀貫之の土佐日記はどうして女のふりして書いたのかなあと思っていたけど、任地の土佐で亡くしてしまった小さな女の子の悲しみや憂いを表現するためだったのかあと納得した。
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