商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | みすず書房 |
発売年月日 | 2013/07/25 |
JAN | 9784622077664 |
- 書籍
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食べられないために
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食べられないために
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昆虫が捕食者から逃れるための戦略を、隠れる、相手を威嚇する、毒を持つ、毒を持った他の昆虫に擬態するなどに分類して解説。 分類は分かりやすい。個々の事例も面白い。 しかし、ほとんど文章のみで、文章のみの「ダーウィンが来た」 ハナカマキリが如何に花そっくりで綺麗か説明されても写真を見...
昆虫が捕食者から逃れるための戦略を、隠れる、相手を威嚇する、毒を持つ、毒を持った他の昆虫に擬態するなどに分類して解説。 分類は分かりやすい。個々の事例も面白い。 しかし、ほとんど文章のみで、文章のみの「ダーウィンが来た」 ハナカマキリが如何に花そっくりで綺麗か説明されても写真を見る方が分かる。まさに、百聞は一見に如かず。お陰でしょっ中虫をGoogle検索する羽目に。虫の名前を聞いたらアレね、と思える程度の人を相手にしていると思われる。 一番すごいと思ったのは、ホソクビゴミムシ。 100℃のベンゾキノンを噴射するって、すごい。体内で、過酸化水素とヒドロキノンを別々に持っていて、いざという時、反応室で混合して噴射すると。素晴らしい。 火を吐く怪獣のデザインの参考になりますよね。この怪獣は火炎を放射するので体温が3000度って言う設定は無理ありますもん。直前に反応させて作る。これだ。
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プロローグ 第一章 生命の網をつむぐ昆虫 第二章 虫を食べるものたち 第三章 逃げる虫、隠れる虫 第四章 姿を見せたまま隠れる 第五章 鳥の糞への擬態、さまざまな擬装 第六章 フラッシュカラーと目玉模様 第七章 数にまぎれて身を守る 第八章 身を守るための武器と警告シグナル ...
プロローグ 第一章 生命の網をつむぐ昆虫 第二章 虫を食べるものたち 第三章 逃げる虫、隠れる虫 第四章 姿を見せたまま隠れる 第五章 鳥の糞への擬態、さまざまな擬装 第六章 フラッシュカラーと目玉模様 第七章 数にまぎれて身を守る 第八章 身を守るための武器と警告シグナル 第九章 捕食者の反撃 第十章 相手をだまして身を守る エピローグ
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どこかに隠れる、姿を見せたまま隠れる、擬態する、警告する、騙す、などなど。虫は食べられないためにいろいろなことをしている。そういう工夫の本。面積あたりの生物量を換算すれば、哺乳類や鳥類よりも昆虫のほうが多い、という。そして人の目に触れる昆虫などはごく一部だ、ということ。そして、食...
どこかに隠れる、姿を見せたまま隠れる、擬態する、警告する、騙す、などなど。虫は食べられないためにいろいろなことをしている。そういう工夫の本。面積あたりの生物量を換算すれば、哺乳類や鳥類よりも昆虫のほうが多い、という。そして人の目に触れる昆虫などはごく一部だ、ということ。そして、食べられずにすむものもあれば、やはり食べられるものもあっての動的平衡が生まれている、ということの事例集。それぞれの項目はなかなか詳しく、ただ写真やイラストは殆ど無いので、読み手に少しだけ予備知識と想像力を求めるかもしれない。しかし想像力といえば、この手の本を読むと、ついつい人間に置き換えた勝手な想像をしてしまう。人は隠れるべきか、警告すべきか、騙すべきか、戦うべきか、などなど。いえ、気持ちを虫に戻して読みましょう。
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