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天国旅行 新潮文庫
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天国旅行 新潮文庫

三浦しをん【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2013/07/29
JAN 9784101167626

天国旅行

¥693

商品レビュー

3.6

231件のお客様レビュー

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2025/02/10

心中がテーマの短編集 死は本当に救済なんだろうか、なんだかんだ生きている方が良いのではないか… 人が死んでしまうお話が苦手で避けることが多いので、読み終わった今少し落ち込んでいます でも先生の言葉は美しくてやっぱり大好きだ

Posted by ブクログ

2025/01/09

心中をテーマにした、死を選び損ねた人たちの短編集。どの話も綺麗に切りよく終わらせず、例えば「星くずドライブ」ならば幽霊になった彼女とどう付き合って行くのか、結局結論が出ないまま終わる。それがまた謎めいていて、リアルでいいと思った。でも君はポラリスが綺麗すぎて、こちらの印象が少し薄...

心中をテーマにした、死を選び損ねた人たちの短編集。どの話も綺麗に切りよく終わらせず、例えば「星くずドライブ」ならば幽霊になった彼女とどう付き合って行くのか、結局結論が出ないまま終わる。それがまた謎めいていて、リアルでいいと思った。でも君はポラリスが綺麗すぎて、こちらの印象が少し薄くなる気がした。

Posted by ブクログ

2025/01/06

死を題材にした短編集で、読んでいてどきどきした。 身近な人の死を経て希望を持つ人も居れば、諦めて死を選ぶ人も居て、1テーマでこれだけ色んな人生を描ける三浦しをんが恐ろしい。本当に尊敬してます。 比喩表現はもちろん文章がとても綺麗で読んでいて溜息が出る。 どの話も好きだけど好きな...

死を題材にした短編集で、読んでいてどきどきした。 身近な人の死を経て希望を持つ人も居れば、諦めて死を選ぶ人も居て、1テーマでこれだけ色んな人生を描ける三浦しをんが恐ろしい。本当に尊敬してます。 比喩表現はもちろん文章がとても綺麗で読んでいて溜息が出る。 どの話も好きだけど好きな人物、描写は「森の奥」のふらっと出てきてさらっと人を救って消えていく青木くん、「炎」の初音とありさの一瞬の青春、「星くずドライブ」の生きている世界と死の世界の狭間で揺れる主人公の葛藤。 星くずドライブは非常に印象的で、死んでしまった人を想うことと生きていて会えるかどうか分からない人間を想うことの違いはあるのか、の問いに自分自身もまだぐるぐる考えてる。

Posted by ブクログ