商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2013/07/08 |
JAN | 9784309412290 |
- 書籍
- 文庫
琉璃玉の耳輪
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琉璃玉の耳輪
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
途中から急に面白くなって止められなくなりました。 あとがきを読んで、途中から津原さんが原作にプラスして新しい物語をつくったと分かり納得しました。 昭和3年の原作と津原さんのアイデアや文章がほどよく調和して、独特の作品になっていると思いました。
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江戸川乱歩作品のような昭和初期が舞台の 「ミステリ=推理小説」というより「探偵としての冒険小説」 作者の本領発揮感漲る熱の入った作品 こういう幻想ミステリが本分なのだろうと感じさせる 原作とどの程度の差異があるかわからないが 抜群の雰囲気ある娯楽小説
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1/17 読了。 戦前の日本のごっちゃ煮でスペクタクル好みなところは、『シャルビューク夫人の肖像』の舞台だった19世紀アメリカによく似ている。舞台背景のみならず、精神の分裂が物語にも大きく寄与するところも近く、たまたまこの2冊を続けて読んでよかった。 黄氏の数式については東日本大...
1/17 読了。 戦前の日本のごっちゃ煮でスペクタクル好みなところは、『シャルビューク夫人の肖像』の舞台だった19世紀アメリカによく似ている。舞台背景のみならず、精神の分裂が物語にも大きく寄与するところも近く、たまたまこの2冊を続けて読んでよかった。 黄氏の数式については東日本大震災後の今ならどう書いたか、あるいは道具立てそのものを変えてしまっただろうか、津原さんに聞いてみたい気がする。
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