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誰も書かない中国進出企業の非情なる現実 祥伝社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2013/07/01 |
JAN | 9784396113278 |
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誰も書かない中国進出企業の非情なる現実
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
1980年代から始まった日本企業の中国進出は年々増加しており、「世界の工場」への期待と投資は拡大する一方。だがその実態は汚職と粉飾にまみれており、カネは出さずに要求のみを突き付ける・縁故者のみで利益を独占する・契約などお構いなし、という無法地帯。「波に乗り遅れるな」と進出した日本...
1980年代から始まった日本企業の中国進出は年々増加しており、「世界の工場」への期待と投資は拡大する一方。だがその実態は汚職と粉飾にまみれており、カネは出さずに要求のみを突き付ける・縁故者のみで利益を独占する・契約などお構いなし、という無法地帯。「波に乗り遅れるな」と進出した日本企業のビジネスの多くが既に破綻しているばかりか、撤退さえも許されないという蟻地獄に陥っている。中国の経済発展に大きな貢献を果たし、中国政府から「井戸を掘って水を出してくれた」とまで称賛された全日空やパナソニックなどの日本企業さえもが恩を仇で返されている状況なのだが、大手メディアがこれを公表しないのはトヨタなど中国で利益を上げている企業がスポンサーであるという単純な理由によるもの。チャイナリスクを声高に叫ぶ中国ウォッチャーの青木氏が、法治国家ではなく法よりも血縁・縁故が優先する「人治国家」に進出する怖さを思い知らせてくれる本書は、前項の丹羽氏を始めとする歴代の中国大使の朝貢外交をも厳しく批判し、日本企業に中国ビジネスからの早急な撤退を迫る。
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中国市場は、人口の多さから魅力的かつ可能性の大きい市場と誰もが思ってきたなかで、こうした本書のような指摘は非常に興味深い。人脈ビジネス、献金、袖の下外交とビジネスの裏側、上手く利用される反日感情と運動の背景、そして余り陽の当たることのない多くの下層の人々の暮らし。粗っぽい記述と正...
中国市場は、人口の多さから魅力的かつ可能性の大きい市場と誰もが思ってきたなかで、こうした本書のような指摘は非常に興味深い。人脈ビジネス、献金、袖の下外交とビジネスの裏側、上手く利用される反日感情と運動の背景、そして余り陽の当たることのない多くの下層の人々の暮らし。粗っぽい記述と正確性に乏しい個所もあるが、重要なひとつの指摘だと思われる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中国進出企業に関する「事実の羅列」。処方箋を書いている訳ではない。 しかし、大手マスメディアは、書いていない事実を書いていることにこの本の意味はあると思う。 伊藤忠の丹羽宇一郎元会長が、中国に対してイケイケドンドンの姿勢であるのに対して、現社長の岡藤正広が「一人当たりGDPで見れば今の中国の水準は昭和40年代にほぼ同じで、今の日本の十分の一だ。長期的に見て、中国の抱える問題は一人っ子政策などの影響で15年ごろから人口減少局面に入るとみられることではないか(略)成長の鈍化が次の課題として浮上する可能性がある。」
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