商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2013/05/23 |
JAN | 9784122057951 |
- 書籍
- 文庫
煌夜祭
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煌夜祭
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商品レビュー
4.3
79件のお客様レビュー
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著者初読。楽しみにしていた多崎先生!序盤からすんなり世界観に没入出来て自分でもビックリ。語り部と呼ばれる人達が一年に一度、人間を食べてしまう魔物を鎮めるために、冬至の日に集まって夜通し持ちネタを披露する話。これはメモを取りながら再読したいくらい面白かった!読み進める毎に魔物への認識が少しずつ変わっていく。なぜ魔物が生まれるのか?どうやら人間達の争いが原因となっていそうな雰囲気。切っても刺しても死なない魔物。語り継がれる記憶。この物語との出会いは下半期No.1の衝撃かもしれない。まだ始まったばっかりだけど
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- ネタバレ
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読み終わってからしばらく経った今でも混乱してる 先入観は排除しないと 舞台設定が回転する島々というのがまさにファンタジーで好きだった 島名が島主の名前に入るのは、レーエンデでも踏襲されてて何やら嬉しい 語り部のことを詮索したり無碍に扱ったりするのは良くないという共通認識があるのもまたファンタジーで面白い これがデビュー作とは、恐れ入る
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96点。 普段は人間と同じ姿だが、冬至の日になると食欲が抑えられなくなり人間を襲ってしまう魔物。舞台は2つの同心円で輪環になっている18諸島。そこでは冬至の日に語り部達が伝承を語り合っていた。 語り部の語る、魔物を中心とした物語に引き込まれた。それぞれ短編で語られ、18諸島...
96点。 普段は人間と同じ姿だが、冬至の日になると食欲が抑えられなくなり人間を襲ってしまう魔物。舞台は2つの同心円で輪環になっている18諸島。そこでは冬至の日に語り部達が伝承を語り合っていた。 語り部の語る、魔物を中心とした物語に引き込まれた。それぞれ短編で語られ、18諸島にまつわる物語が段々と紡がれていってページを捲る手が止まらなかった。個々の話も全体を通してもかなり面白かった。 冒頭から惹かれ、魔物の存在をまず受け入れたところに、様々な物語かと思ったら繋がりがうっすら感じられて続きが気になるように。 名前や関係性を覚えて整理するのはのは少々大変だったが、繋がりが見えてとても面白かった。
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