商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2013/05/10 |
JAN | 9784167110154 |
- 書籍
- 文庫
真夏の方程式
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真夏の方程式
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商品レビュー
4
685件のお客様レビュー
事件の舞台となった町が魅力的
多かれ少なかれ犯罪行為に関わった人物達の動機には、全く共感、納得感を持てなかった。それでも面白い小説に仕上がっているのは、舞台となっている街がとても魅力的に表現され、大学を長期で離れた湯川の普段見せない顔を覗ける楽しみからだろうか。 動機の部分をもっと、説得力のある丁寧な構成に...
多かれ少なかれ犯罪行為に関わった人物達の動機には、全く共感、納得感を持てなかった。それでも面白い小説に仕上がっているのは、舞台となっている街がとても魅力的に表現され、大学を長期で離れた湯川の普段見せない顔を覗ける楽しみからだろうか。 動機の部分をもっと、説得力のある丁寧な構成にしてくれれば容疑者Xを超えるような作品になったように思うので、残念。
平塚 泰司
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
事件とかトリック?自体はそこまでだったけど、湯川が出てくるシーンが心躍った。面白かったー。 東京からちょっと(1,2県だと思われる)離れた玻璃が浦というところの殺人事件。 16年前の殺人事件と今回の事件の家族が関係する事件で、今回の事件の一家の娘は16年前に殺人をした。実は娘のお父さんは一家のそれではなく、別にいる。母親はそれを秘密にしていたがそれがばれ、娘が殺した。今回の事件はそれを追っていた元刑事が一家の父に殺された。 正確には一家の父に指示された、従兄弟が実行した。 仕事で居合わせた湯川がその従兄弟の子の人生を案じて推理に動く、というものだった。
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伏線回収というよりも各々の人物の一人称で真実が語られていく形で、線が繋がる模様がすごく良かった。湯川の恭平に対する提言に自分を重ねて読み終えたので、読後感がたまらなく良い。
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