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マオキッズ 毛沢東のこどもたちを巡る旅
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マオキッズ 毛沢東のこどもたちを巡る旅

八木澤高明【著】

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マオキッズ 毛沢東のこどもたちを巡る旅

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2013/04/24
JAN 9784093798457

マオキッズ

¥1,650

商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2018/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

非常に興味深いタイトルだったので手に取ったが、内容が濃いとはいえず非常に残念だった。特にネパール、フィリピン、カンボジア編においては、地元の関係者の話を少し聞き、それを元に著者がこうだと思う、ああだったのではないかとただ推測するだけの文章が続く。また要人に会うために如何に苦労したか等の表記も多いが、結果として会えなかった、話を聞けなかったというようなこともあった。過程ではなく、さまざまな人と会い、その情報を元にした深い考察があるとは言い難い物語だった。小学館ノンフィクション大賞の優秀賞受賞とのことだが、大賞自体に疑問を持ってしまう結果となった。残念。

Posted by ブクログ

2014/12/28

自らの足で趣き物語を紡ぐルポは、ライターの個性が出て面白い。テーマに興味を持てれば、尚一層。自分にとっては、安田峰俊以来の傑作。 イデオロギーが、人を集め、駆り立てる。そのイデオロギーの基礎は、国家の暴力装置への反発や、貧富格差の是正。つまり、安全に人並みの生活をさせやがれ、だ...

自らの足で趣き物語を紡ぐルポは、ライターの個性が出て面白い。テーマに興味を持てれば、尚一層。自分にとっては、安田峰俊以来の傑作。 イデオロギーが、人を集め、駆り立てる。そのイデオロギーの基礎は、国家の暴力装置への反発や、貧富格差の是正。つまり、安全に人並みの生活をさせやがれ、だ。しかし、先導者は、被先導者とは異なり、しっかりとした教育を受けた人間である。何故なら、イデオロギーの獲得とアジテートには教養が必要だからだ。そのため、イデオロギーを具現化した後には、結局この教養を持つ先導者と、一部の使い易い被先導者による、新たな支配体制が築かれる。 この著書は、スターリン主義を自らのイデオロギーと変え、世界各地にマオイストを生んだ、毛沢東的共産主義の、世界各地での末路を追ったドキュメンタリーだ。やはり、著者も気付く。革命は、新たな支配体制によるリバイス作業でしかないことに。 下記、本著とは無関係ながら、インスピレーションを受け。 新たな支配体制は、主義(哲学)や戒律(宗教)、法律(罰則)により、人間を拘束し、労働力を収奪、搾取する。支配者の原動力は、欲であり、欲の最終形が、神である。人が神になる事を恐れた古来の支配者は、説明の難しい自然現象を利用し、そこに代替物としての神を創造した。シャーマニズムの最高峰としての宗教である。しかし、一部、科学の発達により、説明困難な摂理が減る事で、宗教はその影響力を失い、代わりに台頭して来るのが、軍事力である。民家レベルでは、銃を見せれば金を出さざるを得ないが、国家レベルでは、核を見せつけ、従属を強いる。そうして神を巡っての争いは続く。神を諦める事が平和である。つまり、欲を大成させないことが、未来を気付くのだ。現在は、欲の二次価値である金があり、支配ルールと錯覚により、そちらに神の存在を投影させ、人が動いている。しかし、結局はそこに絶対性を信じてしまうために争いが起きる。この事は、お金に寿命を持たせたりなどの方法など、新たなイデオロギーで退くしかないのかも知れない。

Posted by ブクログ

2014/05/31

元連合赤軍もマオキッズか。 今でも毛沢東を崇拝して、革命を起こそうとしている人、グループが世界にはある。

Posted by ブクログ

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