商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2013/04/12 |
JAN | 9784093798433 |
- 書籍
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逆説の日本史(19)
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逆説の日本史(19)
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商品レビュー
3.9
15件のお客様レビュー
筆者自身があとがきで書いている通り当時の常識を元に歴史の前後関係を考察し幕末から維新に至る変遷が語られる書籍は珍しいのではないか。特に興味深いのが幕末の誰しもが何らかの信念を持って国や組織の為に善かれと思い行動した事が裏目に出、結果維新が実現されたという逆説となっている点だ。例え...
筆者自身があとがきで書いている通り当時の常識を元に歴史の前後関係を考察し幕末から維新に至る変遷が語られる書籍は珍しいのではないか。特に興味深いのが幕末の誰しもが何らかの信念を持って国や組織の為に善かれと思い行動した事が裏目に出、結果維新が実現されたという逆説となっている点だ。例えば井伊直弼の信念と独善的権力志向が歴史的転換点となった桜田門外の変を招いている。詰まる所全員尊皇攘夷派であるのだがそのエッセンスに至るまでの国民的コンセンサスが明治維新であると言えよう。 また西郷隆盛の自害未遂や自らクーデターを自白する吉田松陰など、是非は置いといて、現代にはない日本国への強い憂いと焦燥感、そして使命感を豪傑たちに感じる。 もちろん「逆説の日本史」の十八番である大胆な仮説も忘れていない。島津斉彬暗殺説は非常に腑に落ちる説でもある。 第1章 幕末激動の十五年 一八五八年編 第2章 幕末激動の十五年 一八五九年編 第3章 幕末激動の十五年 一八六〇・六一年編 第4章 特別編
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安政の大獄がなぜ起こったかが、よくわかりました。 この時期の複雑な政治環境、国内外の環境、人間関係などが、手に取るように分かります。 今までの疑問が氷解しました。
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幕末。 この前二冊くらい読んでないので、やや繋がらないところもあったけど。 相変わらず、面白いなぁと思ってサクッと読了。 攘夷をせまる孝明天皇は、個人的な好き嫌いではなく…という説明は、このシリーズ読者なら納得できるけど、 幕末好きな人とかには受け入れられないんだろうなーと思...
幕末。 この前二冊くらい読んでないので、やや繋がらないところもあったけど。 相変わらず、面白いなぁと思ってサクッと読了。 攘夷をせまる孝明天皇は、個人的な好き嫌いではなく…という説明は、このシリーズ読者なら納得できるけど、 幕末好きな人とかには受け入れられないんだろうなーと思ってしまう。 この巻だけでなく、シリーズで読まれることをオススメします。
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