商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 2013/04/12 |
JAN | 9784834027983 |
- 書籍
- 児童書
みんなの家出
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みんなの家出
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商品レビュー
3.4
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読書感想文用に借りた「どっちが家出?」という児童書を軸に、家出について考える。答えがでないままフミは、作者に手紙を出すことにした。このアイデアを実際にしてみてもいいなと思った。
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小学4年生のフミは読書感想文のために読んだ本『どっちが家出?』は、二人の女の子がそれぞれちがったタイプの家出をする話。どっちが本当の家出か、分からなくなったフミは、本の作者に手紙をだすことにする。その手紙を受け取った作者は、あらためて自分の作品について考え・・・ 内容は面白かった...
小学4年生のフミは読書感想文のために読んだ本『どっちが家出?』は、二人の女の子がそれぞれちがったタイプの家出をする話。どっちが本当の家出か、分からなくなったフミは、本の作者に手紙をだすことにする。その手紙を受け取った作者は、あらためて自分の作品について考え・・・ 内容は面白かったが、作者の方の家族の話などは、親戚関係が込み入ってて子どもに分かるのかな?という内容だった。挿絵もなぜか登場人物が動物であらわされており、混乱しそう。また、フミのお母さんがフミ宛の手紙を勝手に開けて先に読んでしまう行為に違和感が。親だからと言って子どもの手紙を読むことは、今はあまり許されないことだと思う。 フミと読んだ本の作者に手紙を送るという行為はドキドキするし、家出についての考え方は面白かったが、子どもに薦めるには、細かい点で色々気になる。
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読書感想文を書くために図書館に本を借りにきたフミ。そこで見つけたのは、自分の名前と似ている作家が書いた、二人の女の子が家出をする「どっちが家出?」という本だった。フミは果たしてどちらが本当の家出なのかが気になり、作者に手紙を出して聞いてみることに… どうして人は「家出」を夢見る...
読書感想文を書くために図書館に本を借りにきたフミ。そこで見つけたのは、自分の名前と似ている作家が書いた、二人の女の子が家出をする「どっちが家出?」という本だった。フミは果たしてどちらが本当の家出なのかが気になり、作者に手紙を出して聞いてみることに… どうして人は「家出」を夢見るのか?子どもの何気ない夢のようなこのテーマを、子どもの視点と大人の視点を交えつつ、家出、つまりは「家」を出るという時に住処としての家、家族としての家をの不安定さ、けれど縋りたくもなるしそこに心の安らぎも求めたくなる場所として描かれています。そんな「家」をいつかは出る時が来るし、誰にでも出る権利はある。そんな矛盾するかのようなジレンマが面白い作品です。ただし、小学生にはちょっと人間関係がややこしいかも…
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