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隻眼の少女 文春文庫
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隻眼の少女 文春文庫

麻耶雄嵩【著】

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隻眼の少女 文春文庫

902

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2013/03/08
JAN 9784167838461

隻眼の少女

¥902

商品レビュー

3.2

194件のお客様レビュー

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2025/01/25

 麻耶雄嵩さん初読です。「隻眼の美少女探偵・御陵みかげ」VS「村を守る絶対的信仰の女神・スガル」と云いましょうか、世襲制が核を成し、横溝正史の連続猟奇殺人事件に向き合わされた感覚でした。  本作は二部構成となっており、第一部の舞台は1985年の冬、信州の無名の秘湯です。スガル様...

 麻耶雄嵩さん初読です。「隻眼の美少女探偵・御陵みかげ」VS「村を守る絶対的信仰の女神・スガル」と云いましょうか、世襲制が核を成し、横溝正史の連続猟奇殺人事件に向き合わされた感覚でした。  本作は二部構成となっており、第一部の舞台は1985年の冬、信州の無名の秘湯です。スガル様の後継者となる少女たちが、悲惨な事件に巻き込まれます。御陵みかげが、助手見習いの静馬とともに、難事件の真相に迫っていく展開です。  諸々の違和感を拭いきれず…、みかげの隻眼、巫女装束、死に地を求めた静馬の軽い言動、みかげとスガルの世襲制の謎等々。多くの犠牲を払い解決したかに思えましたが…。  第二部は18年後の2003年。再び村を訪れた静馬は、再びかつてをなぞるようなスガルの後継者連続殺人に遭遇します。まだ終息せず計画的な意図なのか、偶発的な新たな展開なのか、静馬と二代目みかげが謎に迫っていきます。  終盤は、怒涛の伏線(違和感)回収の展開で様相が一変します。本書全面カバーの惹句「ここまで恐ろしいヒロインは他に存在しない」は、そういうことだったのかと唖然とさせられました。正体の意外性と動機の恐ろしさは、解決や真相の足元をぐらつかせ、インパクトマックスでした。  一見して、終末は爽やかな印象ですが、その裏にある代償は余りにも大き過ぎた気がします。設定の見事さは認めるものの、読後感が微妙なものとなりました。

Posted by ブクログ

2025/01/16

数十ページで読むの辞めてしまった。。アラフォーになってきたせいか、文体とか文章とか会話とか、あ、無理だって思うことが増えてきたせいかな。。

Posted by ブクログ

2025/01/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1部がちょっと長かったなぁ。名探偵と名乗るわりに殺人は食い止められないし、推理も荒削りなみかげにイラっとして、400ページもあるし(単行本)これは期待外れ…と思ったら2部では全部をひっくり返す驚きの展開! 1部はこの為にあったのか! それでもやっぱり長かったです…

Posted by ブクログ