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本当の大人の作法 価値観再生道場
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本当の大人の作法 価値観再生道場

内田樹, 名越康文, 橋口いくよ【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 メディアファクトリー
発売年月日 2013/02/28
JAN 9784840151269

本当の大人の作法

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商品レビュー

3.8

18件のお客様レビュー

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2024/09/04

(2014/10/22) 最近読むとはまる内田樹さん。一方妻はその弟子の名越康文さんを読みたいというので、二人が書いてるこの本を入手。 しかし、、、なんだか違った。 この橋口いくよさんって人も混ざっての鼎談。 タイトルがテーマなのかと思いきや、そうでもない。 広い意味ではそうだん...

(2014/10/22) 最近読むとはまる内田樹さん。一方妻はその弟子の名越康文さんを読みたいというので、二人が書いてるこの本を入手。 しかし、、、なんだか違った。 この橋口いくよさんって人も混ざっての鼎談。 タイトルがテーマなのかと思いきや、そうでもない。 広い意味ではそうだんだろうけど、、、 テーマは言葉の持つ力、というところだろうか。暴力的でもあり、愛だったり、、、 あげ足取りが印象的。 それと、五七五の語感が記憶にもたらすパワー。 全学連の正式名称が五七五でなかったら世の中が変わったのでは、という説は面白かった。 全日本学生自治会総連合 ぜんにほん がくせいじちかい そうれんごう  正式名称を知ってる人はそんなに多くはないと思うけど、でも確かに記憶を助けるのはその通りだと思う。 ・・・それくらいで、いつもの内田さんを読んだ後のすっきり爽快納得感はなかった。 目次 ●第1章: 物語の獲得 「物語」がもたらすもの/ライブに見いだす物語の「型」/型の中でこそ獲得できる物語とは? ●第2章 :街と物語 「東京」という名前がはらむ物語/街は我々の生きる舞台/右肩上がりの幸福という呪縛から逃れる方法/本物の豊かさとは ●第3章: 親供養 人生の空白を埋める物語/物語は予言の書でもある/親供養の必要性 ●第4章: 揚げ足をとる人々 言葉の持つ攻撃性に自覚的になること/揚げ足予防が生んだ言葉のいびつさ/まずは言葉をごくんと飲み下す ●第5章: 国を祝福しよう ツイートするときは「五・七・五」/日本の歌から情景描写が消えた/飲み下そう日本! ●第6章: かっこいい老い方 自分の住む場所を祝福する/武田鉄矢に学ぶ日本人男性の年の重ね方/男は老いてガランドウになるといい風合いが出てくる/日本女性の老い方が見つからない/四十代女性のロールモデル/かわいいおばあちゃんは実在するのか?/都市のアクティブさと老人の佇まいのズレ ●第7章: 知性は贅肉のようについてくる これからの言語表現に必要なのは「かわいさ」と「うどん的文章」/意味がわからなくても、ひとまず飲み込むことに意味がある/訊く大切さもあれば、訊かない大切さもある ●第8章: 中立ぶるのはもうやめよう 内田文体の秘密/真のオリジネーターはフォロワーを求めない/自分を慰めるために、人を叩いている ●第9章: なぜ人は人を叩くのか バッシングのスタートラインとは/「ファン」と「嫉妬する人」は表裏一体/他人の自己判断の領域にまで踏み込んでしまっている/写真本体よりも、そこにある「悪意」が怖い ●第10章: 定型圧力のすさまじさ ヤンキー文化が信仰するものとは?/人は定型から出ない努力を、必死にしている/仕事で着る服こそ、素敵なものにしよう ●第11章: 執着をとる方法 執着心が強い人には鬼のツノが生える!?/執着は、時として命さえも落とす/執着へのブレーキは「?」/必要なのは物語 ●第12章: 愛の反対語は敬意 愛と敬意/あてつけという愛情表現/馬鹿なふりをする女性たち/わからないことの大切さ

Posted by ブクログ

2018/12/21

3人の対談をまとめたもの。 ・悪意は嫉妬からくるもの。嫉妬する人は「あいつは俺と条件は変わらないのにいい思いをしている」という風に相手と自分を同化していることがある。「似ている・近い」っていう感覚は危険。 ・定型圧力の凄まじさ。あの中に自分の欲しいものがあるに違いない!よりは...

3人の対談をまとめたもの。 ・悪意は嫉妬からくるもの。嫉妬する人は「あいつは俺と条件は変わらないのにいい思いをしている」という風に相手と自分を同化していることがある。「似ている・近い」っていう感覚は危険。 ・定型圧力の凄まじさ。あの中に自分の欲しいものがあるに違いない!よりは情報の中に欲しいものを見つけた方がまだ個性がある。 ・愛と敬意は逆のもの。相手のことを知らないという前提であれば謙虚で寛容になる。完全に理解(同化)した気になるのは怖い。

Posted by ブクログ

2018/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

軽い語り口ながら深い内容だった。 特に心に響いたことが3つ。 言葉の攻撃性を自覚する。自分の生命力を低める呪詛を吐かない。韻文や美しい言葉で祝福する。 ストーリー=筋立て。物語=物が語る。 ストーリーは人と人だけのもの。物語には運気とか山神、座敷わらしや、そこにたまたまあった机、食べ物、天気なんかが絡んでくる。 自分の中に物語を作ると言う事は、一見自己完結のように見えるけれども、実はそこに人以外のものが介入する、物が語りだすから、自己だけの解決ではないと言う。 執着や怒りを手放すには、感情→ストーリー→物語の昇華が必要。 わかったと思った瞬間に愛は歪む。わからないからわかろうとするのが敬意。 価値観再生道場シリーズらしいので他の巻も読んでみたいです。

Posted by ブクログ

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