商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2013/02/27 |
JAN | 9784569810133 |
- 書籍
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桜ほうさら
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桜ほうさら
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商品レビュー
3.9
260件のお客様レビュー
宮部作品らしくて、大変面白く読めた。 父の汚名をはらすべく江戸へ出た古橋笙之助と長屋暮らしの町民、江戸居留守役の侍、商人など様々な人々が織りなす日常と、最後には父を陥れた藩の企みと家族の確執が描かれる。 笙之助の誠実で優しい人物像にブレがなく好感が持てるし、和香の勝ち気だが優しい...
宮部作品らしくて、大変面白く読めた。 父の汚名をはらすべく江戸へ出た古橋笙之助と長屋暮らしの町民、江戸居留守役の侍、商人など様々な人々が織りなす日常と、最後には父を陥れた藩の企みと家族の確執が描かれる。 笙之助の誠実で優しい人物像にブレがなく好感が持てるし、和香の勝ち気だが優しい人柄もいい。長屋の人達や村田屋治兵衛、東谷さまなどの登場人物の全てのキャラクターに江戸の粋と人情が表現されていて、心がホッコリとなる作品だった。 入院中に読んだが、読後感が良く素晴らしかった。
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きたきた捕物帖を読み終えてから、こちらを読みました。 きたきたの中で笙さんの事はちらっと出ていたので、結末を読むのが本当に辛かったのですが… 良い終わりを迎えて涙が止まりませんでした。 本当に良かったー! 「桜ほうさら」本当に素敵な響きだな〜と、本を閉じながらじんわりと胸に沁みていくようでした。 お馴染みの賑やかなメンバーにも楽しませてもらいました。 もう一度、きたきたシリーズを読み返してみようと思います。
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自分の不遇を他人に当たり散らして発散させようとする人、いる。誰でもよかったって言いながら、反撃されない弱い人に刃物を向けたり、火をつけてみたり、 匿名で暴言吐いてみたり。 長屋の暮らしにほのぼのしていたら、そんな悪意が猛威を奮ってて怯んでしまった。 きたきた捕物帖の前の時代の富勘...
自分の不遇を他人に当たり散らして発散させようとする人、いる。誰でもよかったって言いながら、反撃されない弱い人に刃物を向けたり、火をつけてみたり、 匿名で暴言吐いてみたり。 長屋の暮らしにほのぼのしていたら、そんな悪意が猛威を奮ってて怯んでしまった。 きたきた捕物帖の前の時代の富勘長屋を見てみたいと思って気軽に手に取ったのに。 でも、引越しがひと段落して読書再開の一発目が宮部みゆきさんだったのは幸せだったと思う。
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