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バグる脳 脳はけっこう頭が悪い
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2012/12/20 |
JAN | 9784309252735 |
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バグる脳
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バグる脳
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商品レビュー
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7件のお客様レビュー
今日もニュースを見るとアメリカのトランプ大統領がツイッターで吠えている。『トランプ大統領「オバマ前大統領が私の電話を盗聴」と非難』と言うニュースが流れていて、また「フェイクニュース」を演出していると思った。この人の頭の中身はいったいどうなっているのだろうか。 とは言って...
今日もニュースを見るとアメリカのトランプ大統領がツイッターで吠えている。『トランプ大統領「オバマ前大統領が私の電話を盗聴」と非難』と言うニュースが流れていて、また「フェイクニュース」を演出していると思った。この人の頭の中身はいったいどうなっているのだろうか。 とは言っても、頭がフリーズしたりバグったりするのはあの人だけではない。脳はコンピュータと違って、原始以来の古い脳(食う、寝る、生殖と言ったこと)と新らしい脳(思考など)が同居しているので、1+1は2と割り切れないようだ。 人間の脳は、「想像もつかないほど複雑な形で相互に連結したニューロンのもつれ合いから成る」ので、記憶違いが起こる。 記憶について、人間が覚えられる事に限界があり、それを超えると処理しきれないようだ。記憶は、事実をそのまま再現でばなく、ところどころを再現した形でされると指摘していて、どこで入れ替わったのか、消えてしまったのかに注目する必要がある。 この脳の性質を巧みに利用して一儲け(場合によっては大金を稼いでいる)しているのが広告だ。あの永遠の輝きで有名なダイヤモンドの会社も巧みに脳の不具合を利用して今の地位を築いている。 まさに脳とはさみは使いようだ。
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内容的には好きなんだけど、なんだか読みづらい文章。最後まで読むのに非常に時間がかかった。興味深い内容もいくつかあったけど今まで読んだ脳関連の内容からするとそれほど目新しい内容ではなかったかな。
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脳科学の知見および人が犯す失敗を、脳が現在の前の社会に適応していることによる「脳のバグ」によるものであるという視点で、まとめた本です。 登場する脳科学や心理学の研究成果は脳科学本によく登場するものが多く、目新しくはないですが、脳のバグという点で見直すことで、整理されていると言えま...
脳科学の知見および人が犯す失敗を、脳が現在の前の社会に適応していることによる「脳のバグ」によるものであるという視点で、まとめた本です。 登場する脳科学や心理学の研究成果は脳科学本によく登場するものが多く、目新しくはないですが、脳のバグという点で見直すことで、整理されていると言えます。いくつか、そういう風に考えられるのか~と感心させられ、頭が整理されるような気もしました。逆に言うと、まだまだ脳科学の知見は、何とでも捉えられるとも言えます。損失回避というのがあり、例えば、コインを転がし、表なら1000円もらえ、裏なら1000円取られる賭けを人は嫌がる、これは、1000円に対して、もらえる額を1500円にしても嫌がることが多く、損失回避として知られていますが、なぜこういう心理を持っているのかに関して、先祖にはお金がなく、例えば食べ物で賭けをしていた。それを失うことは、餓死を意味し、また賭けのような取引は相手が信頼できる場が必要だが、現在のように信頼できる賭けの場はなかった。そのため、そういう風に脳が進化したという説が書かれています。また婚約指輪にダイヤモンドが使われるようになったのは、バレンタインチョコのように、企業のマーケティング戦略にはまっているからだろうです。デイビス社が仕掛けたことだそうで、時々出てくる、豆知識も参考になりました。
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