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レ・ミゼラブル(下) 角川文庫
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レ・ミゼラブル(下) 角川文庫

ヴィクトルユゴー【著】, 永山篤一【訳】

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レ・ミゼラブル(下) 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2012/12/20
JAN 9784041006276

レ・ミゼラブル(下)

¥990

商品レビュー

4.6

48件のお客様レビュー

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2026/06/29

ようやく読み終えることが出来ました。上下2巻を読み終えての感想です。 この古典の名作は、いろいろな出版社から出ていて、全5巻のシリーズや全4巻のシリーズなどかなりの長編であることは、ご存知だと思います。多くの人が「ジャン・ヴァルジャン」という主人公の名前や大筋のストーリーは知っ...

ようやく読み終えることが出来ました。上下2巻を読み終えての感想です。 この古典の名作は、いろいろな出版社から出ていて、全5巻のシリーズや全4巻のシリーズなどかなりの長編であることは、ご存知だと思います。多くの人が「ジャン・ヴァルジャン」という主人公の名前や大筋のストーリーは知っているのの、その原作を読んだことがない人は以外と多いのではないのでしょうか。それはおそらく原作を読まなくても、ミュージカル版の大ヒットなどで広く知られるようになったからだと思います。 ただミュージカル版はあくまで全体のごく一部であり、小説ではそこでは描ききれてきない多くのことが描かれているということです(実は私はミュージカルも観たことがありません)。この小説に関する多くの書評を読むと、原作では、延々とフランス史やヨーロッパ史、さらにフランスとヨーロッパの社会思想史を説明する部分が多くあり、それが物語の流れを止めてしまったり、主要な登場人物でなくても、その人物についてまた延々と説明する記述があって、物語の流れが見えなくなってしまうなど、この作品は読み難いとされているものが多く見られました。 そのような中で、こういった過剰な部分を削ぎ落とし、物語の本質、根幹的なものを残して、読みやすく凝縮したものが、1960年代にイギリスやアメリカで発表され、それを翻訳したのがこの角川文庫から出ている上下2巻の「レ・ミゼラブル」ということで、私は、多くの「レ・ミゼラブル」の中からこれを選びました。 さて、前置きが長くなってしまいましたが、「レ・ミゼラブル」とは、フランス語で「惨めな人々」とか「あわれな人々」という意味だそうで、あらすじは、もう皆さんご存知の通り、パン一切れを盗んだ罪で捕まり、その後何度か脱走を試みたために長いあいだ監獄に送られ、ようやく解放されて、巡り合ったビアンヴニュ司教の館から再び銀の食器を盗んだものの、慈悲深い司教の温情によって、「ジャン・ヴァルジャン」は目覚め、人生のやり直しを図りますが、執拗に追い続けるジャヴェール警部や、時代の混乱に足をすくわれて、何度も絶体絶命の危機に陥る、という物語です。 私が子供の頃は、図書館や学校の図書室には「ああ無情」というタイトルで、この作品が並んでいた記憶があります。 まさに、貧しさからパン一切れを盗んでしまったことをきっかけに、波乱の人生を送ることになった「ジャン・ヴァルジャン」ですが、ビアンヴニュ司教との出会いで救われ博愛の精神を知り、コゼットとの出会いで無償の愛情を知り、一時は自分を追い詰めた冷徹なジャヴェール警部にも最後には解放されて、社会の底辺でその不条理に抗いながら、希望を失うことなく力強く生きていく姿が描かれています。「ああ無情」という当時のタイトルがよく分かります。 そう考えると、この凝縮版では削ぎ落とされた当時の社会思想の説明は、やはり作者の「ヴィクトル・ユゴー」にとって、この作品を描く上で必要だったのかなと思いました。「レ・ミゼラブル」の完全版をいつか読んでみたい気もしました。

Posted by ブクログ

2025/11/27

文学・ミュージカル・映画と、多彩な表現で世界を魅了し続ける“レ・ミゼラブル” 読んでおくと、海外の人との共通話題が増えて会話がぐっと広がるかも! (染宮聖人先生) 日本大学図書館生産工学部分館OPAC https://citlib.nihon-u.ac.jp/opac/opac...

文学・ミュージカル・映画と、多彩な表現で世界を魅了し続ける“レ・ミゼラブル” 読んでおくと、海外の人との共通話題が増えて会話がぐっと広がるかも! (染宮聖人先生) 日本大学図書館生産工学部分館OPAC https://citlib.nihon-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=1000299447&opkey=B176483940086496&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=0

Posted by ブクログ

2025/10/05

上巻に続いてこちらも読了。 こちらに関してはコゼットやマリウスの恋愛劇が始まった事もあり、やや自分の興味関心からズレてはいたけれどそれでも登場人物を取り巻く社会情勢は悪くなっていく一方でそれらに揉まれながら生きていく姿には感動させられた。 読んでいる途中であまりにも救われない展開...

上巻に続いてこちらも読了。 こちらに関してはコゼットやマリウスの恋愛劇が始まった事もあり、やや自分の興味関心からズレてはいたけれどそれでも登場人物を取り巻く社会情勢は悪くなっていく一方でそれらに揉まれながら生きていく姿には感動させられた。 読んでいる途中であまりにも救われない展開に一時的に幸せが訪れたタイミングで何度か「ここでめでたしめでたしで終わってくれ...」と願い、続きがあることに絶望していたが最終的には途中で読むのをやめず読み切ってよかったと思った。 今回読んだのは凝縮版だったが充分面白く、本文で読める機会があればそちらも読んでみたいなと思った。(体力的に読めるかどうかは微妙だが...笑)

Posted by ブクログ

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