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終わりの感覚 新潮クレスト・ブックス
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終わりの感覚 新潮クレスト・ブックス

ジュリアンバーンズ【著】, 土屋政雄【訳】

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終わりの感覚 新潮クレスト・ブックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2012/12/21
JAN 9784105900991

終わりの感覚

¥1,870

商品レビュー

3.6

69件のお客様レビュー

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2026/08/01

波風を立てないということは誰に対しても距離感が一定で、踏み込まない踏み込ませないということなんだよな。 それを自覚していないし、何ならジェントルな振る舞いで自分はちゃんとしているんだという自己認識のずれた主人公のズレが後半にいくにつれてどんどん出てきてすごくて最後のほうは「おうわ...

波風を立てないということは誰に対しても距離感が一定で、踏み込まない踏み込ませないということなんだよな。 それを自覚していないし、何ならジェントルな振る舞いで自分はちゃんとしているんだという自己認識のずれた主人公のズレが後半にいくにつれてどんどん出てきてすごくて最後のほうは「おうわ~」って声出た。 信頼できない語り手ってやつなんだけど、どんな事象もそれを語る人によって歪められるし、こぼれ落ちるものがある。じゃあ何が真実なのか。真実とそれぞれの立場から見えた事象の差異を丁寧に探っていくしかない。 真実はいつもひとつ、なんて有名なミステリ漫画の主人公がいうけれど真実なんて人によって簡単に変わるんだよな

Posted by ブクログ

2026/07/24

非常に緻密に作られた作品だと思う。 無駄がなく、 読み終えた時にすべてがつながるという意味で。 そのくせ、物語を通して描かれるのは 「記憶」の不確かさ、 「思い出」の思い込み、という あいまいなものなのだ。 そういう意味で、うまいなあとは思う。 でも、心は動かされなかった。 ...

非常に緻密に作られた作品だと思う。 無駄がなく、 読み終えた時にすべてがつながるという意味で。 そのくせ、物語を通して描かれるのは 「記憶」の不確かさ、 「思い出」の思い込み、という あいまいなものなのだ。 そういう意味で、うまいなあとは思う。 でも、心は動かされなかった。 あなたが真実だと思っていること、 あるいは自分が思っている自分自身は、 けっこう危ういもろいものですよ、と 作者に言われているとしたら、 それは実感したけど。 けど主人公以外の登場人物たちの 心の揺れ動きについては 主人公の目を通してしかほとんど描かれないため、 週刊誌で読む記事くらいにしか それぞれに思いを馳せられず。 主人公をふくめ、 誰の生き方に対しても 冷たい視線しか送ることができなかった。 くどいけど、 うまいけど、感動しない。

Posted by ブクログ

2026/01/24

老いた男のもとに、昔の彼女の母親が男宛に遺品を残したとの連絡が入る。彼と別れたあと友人の恋人となった彼女との、そして友人との思い出を巡るうち、自覚なく書き換えていた記憶の奥から苦い事実が甦る。柔らかくも鋭い言葉が読み手にも突き刺さる一冊。

Posted by ブクログ

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