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わたしが・棄てた・女 新装版 講談社文庫
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わたしが・棄てた・女 新装版 講談社文庫

遠藤周作【著】

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わたしが・棄てた・女 新装版 講談社文庫

814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2012/12/14
JAN 9784062773027

わたしが・棄てた・女 新装版

¥814

商品レビュー

4.1

63件のお客様レビュー

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2025/10/30

昭和23年大学生の主人公吉岡努が素朴な女性森田ミツをもて遊び棄てる 吉岡の人生とミツの歩む人生の話 主人公がゲス過ぎて不愉快 自分はミツをいいように利用して弄んどいて「聖女だと思っている」って、お前が言うなよ ⋯とは思ったが、 読んだ後に落ち着いて考えると作者はわざとこう書い...

昭和23年大学生の主人公吉岡努が素朴な女性森田ミツをもて遊び棄てる 吉岡の人生とミツの歩む人生の話 主人公がゲス過ぎて不愉快 自分はミツをいいように利用して弄んどいて「聖女だと思っている」って、お前が言うなよ ⋯とは思ったが、 読んだ後に落ち着いて考えると作者はわざとこう書いてるんだろうと思った 自分本位でゲスな男の主人公と、対する素朴で純粋な女の森田ミツが対照になされていて、それによってミツの「無私の愛」がより強調される形となる 森田ミツという一人の女性の悲哀の物語ともとれるし、キリスト教精神の「愛の実践」をテーマとしたものと捉えることもできる ミツという人柄は、相手を存在そのものとして見ていて、その存在自体を尊重する愛情を持っている それはハンセン病患者に対しても同様だった 自分が当時のハンセン病患者に何事もなく接することが出来るのかわからない 誰に対しても同様に接することが出来るかどうかはわからない 知らず知らず無意識に何かしら分類しているのかもしれないし、それを差別というのかもしれない なので、ハンセン病患者や、誰に対しても困っている人に対しても、手を差し伸べ、寄り添うという愛情をもつミツという人は素晴らしいと思う

Posted by ブクログ

2025/10/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

NHKアナウンサー鈴木奈穂子さんが中学生の時に、読書感想文の課題図書だったと聞いて気になって購入。 人に優しくばかりして自分が犠牲に女性、好き勝手自由にして幸せを手に入れた男性。 自分なら中学の時にこの本の感想は書ける気がしない。

Posted by ブクログ

2025/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

以前たまたま見た朝イチで鈴木アナが本作を高三の時に読んで衝撃だったと言っていて、それで借りてきて読みました。私と同じ思考の人がいたとみえて、一気に予約が入って面白い笑。 あらすじからも勝手にもっとドロっとしたものを想定していたが、結構サクサク進んで、ちょっと肩透かしだったかも笑。 「愛」とはがテーマであるとか、結局ミツがハンセン病院に残って無償の愛を実践するようなところは、キリスト教的主題だった。それに小さい子がハンセン病になって死んでいく部分はどうして神様はそんなことができるのか?と「沈黙」に近いテーマでもあって、読み応えはあったし、1日で読める手軽さもあって、ちょうどよかった。 …もし、ミツがぼくに何か教えたとするならば、それは、ぼくらの人生をたった一度でも横切るものは、そこに消すことのできぬ痕跡を残すということなのか。寂しさは、その痕跡からくるのだろうか。そして亦、もし、この修道女が信じている、神というものが本当にあるならば、神はそうした痕跡を通して、ぼくらに話しかけるのか。しかしこの寂しさは何処からくるのだろう。…(p.308) 吉岡は、愛する女と性欲処理の女は違うし分けられるもん〜とかほざいてる典型的な?男性の一派で、ミツを都合の良い女として扱おうとするのだけど、それでもこういう思いを与えられたなら、ミツはただのゆきずりの女ではなかったわけで、そこに少し私は自分自身を重ねて、希望を持つのだ。

Posted by ブクログ