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10万年の未来地球史 気候、地形、生命はどうなるか?
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BP社/日経BPマーケティング |
発売年月日 | 2012/11/16 |
JAN | 9784822249328 |
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10万年の未来地球史
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10万年の未来地球史
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商品レビュー
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所謂化石燃料消費による温暖化について、古生態学者の視点から、数十・数百万年単位のパースペクティブの中で考察してみよう、という本。曰く、化石燃料消費により5万年後に来るはずだった氷河期はキャンセルされた。そして現在の化石燃料消費の影響がリセットされるのは数十万年後と。いっぽうで、そ...
所謂化石燃料消費による温暖化について、古生態学者の視点から、数十・数百万年単位のパースペクティブの中で考察してみよう、という本。曰く、化石燃料消費により5万年後に来るはずだった氷河期はキャンセルされた。そして現在の化石燃料消費の影響がリセットされるのは数十万年後と。いっぽうで、そんな二酸化炭素の排出が行われたのはたかだか1,2世紀。その時間感覚のギャップに唖然とするのだが、逆に地球の歴史から見るとそのレベルの気候変動なんぞ過去に起きたことがあると。言ってみれば数十万年なんて地球の歴史からしてみると大した時間ではない。これは体感的に理解するのが、とても、難しい。し、ある意味、とても、面白い。結局、温暖化が進み、海面が上昇し気候が変動しても人類はそれに適応するだろうと(数十万年くらいでは人類は滅亡しないだろうと)。一方、海水の酸性化と極地の温暖化によって多くの種が絶滅する。それは避けられそうにない。と。(それも、数百万年単位で見れば進化の過程で多くの種が分化していくのだろうけど)。
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地球温暖化の影響は数万年に及ぶ。この期間の長さが問題で影響が大きい。氷河の融解。海水の酸性化(二酸化炭素が溶ける)による生物への影響(石灰質が溶けるため)がある。また、温度が高い方が溶解度が小さいため、二酸化炭素の増加→温暖化→二酸化炭素の放出、という正のフィードバックに陥るおそ...
地球温暖化の影響は数万年に及ぶ。この期間の長さが問題で影響が大きい。氷河の融解。海水の酸性化(二酸化炭素が溶ける)による生物への影響(石灰質が溶けるため)がある。また、温度が高い方が溶解度が小さいため、二酸化炭素の増加→温暖化→二酸化炭素の放出、という正のフィードバックに陥るおそれがある。熱帯では、寒冷期に乾燥、温暖期に湿潤という一般的傾向があるが、局所的は例外もある(どう影響するかわからない)。 次の氷河期は西暦5万頃なので、その頃に人類のために、化石燃料を取って置かなければならない(地球温暖化のため)。 ☆筆者は、生態学者、古気候学者であり、久しぶりに読むべき本に出会った感じ。
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1章 氷河を止める 2章 地球温暖化をこえて 3章 最後の大いなる解氷 4章 超温室のなかの生命 5章 未来の化石 6章 酸の海 7章 上昇する海 8章 氷の消えた北極 9章 グリーンランドの緑化 10章 熱帯はどうなる? 11章 故郷へ
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