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火口のふたり
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火口のふたり

白石一文【著】

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火口のふたり

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2012/11/12
JAN 9784309021423

火口のふたり

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商品レビュー

2.8

49件のお客様レビュー

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2024/04/13

人間の在り様や人生の実感

従兄妹同士ながら肉体関係となり情欲に溺れた過去を持つ賢治と直子が、その後それぞれ別の人生を歩んだ十数年後、直子の結婚を間近にして再会したことを契機に、その関係が再燃し、情欲に翻弄されていくというストーリーだが、単なるコンテンポラリーな恋愛小説とも趣が異なる。ストーリー展開の中で、...

従兄妹同士ながら肉体関係となり情欲に溺れた過去を持つ賢治と直子が、その後それぞれ別の人生を歩んだ十数年後、直子の結婚を間近にして再会したことを契機に、その関係が再燃し、情欲に翻弄されていくというストーリーだが、単なるコンテンポラリーな恋愛小説とも趣が異なる。ストーリー展開の中で、血縁と他人、男と女、恋愛と結婚、性愛と生殖、過去と未来など、人間の在り様や人生の実感といったことを読者に問いかける。最後には、人間の英知を越えた自然の脅威を目前にして、逃げ場を失った人間に何ができるのかという重い問いが待っている。その時に臨み、東日本大震災をも経験した賢治と直子の二人は、どこへ向かい何をしようとするのであろうか。

fugyogyo

2024/12/28

映画にもなってい小説なので、気になって読んでみたが、刹那的というか、性行為に明け暮れるという話でいまひとつだった。異常な場所での性行為は相手が好きだろうと思ってしていたら、実はそうではなかった。最初からこの二人が結婚すればいいだけだったのではと思う展開。こういう内容の映画に体はっ...

映画にもなってい小説なので、気になって読んでみたが、刹那的というか、性行為に明け暮れるという話でいまひとつだった。異常な場所での性行為は相手が好きだろうと思ってしていたら、実はそうではなかった。最初からこの二人が結婚すればいいだけだったのではと思う展開。こういう内容の映画に体はって演じた二人の俳優が気の毒になってしまった。 読んでみて、タイトルの意味がわかった。 唯一ためになったのは、火山灰の正体がガラスのかけらであり、電子機器の誤動作を引き起こし、都市機能、経済機能を破壊し、生命の危険、農作物への大被害を及ぼすという事実を知ったこと。

Posted by ブクログ

2022/05/25

柄本佑のインタビューをよんで、映画も見てないけど、なんとなく読んでみた。 ポルノっぽいとかあったので、心配してたけども、そこまでても無かったかなぁ。 色々あったとしても結局、ぐるっと回って元のところに戻ってくるんだなぁ、というのが感想。

Posted by ブクログ

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