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科学は大災害を予測できるか 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2012/10/10 |
JAN | 9784167812102 |
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科学は大災害を予測できるか
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科学は大災害を予測できるか
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商品レビュー
3.5
9件のお客様レビュー
特に目新しいテーマはなかったが、 ところどころにあまり知られていない情報があって飽きることなく最後まで読めた。 災害に対して科学は、 何が起きているのか、 どのようにして起きているのか、 なぜ起きるのか、 それが起きる予測や予知は可能か、 という流れがあることがよくわかった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
2012年(底本2008年)刊行。人間に降りかかる災害は、局地的なもののみならず、地球全体に関わる事項、あるいは経済の範疇にも存在する。本書は、地球が経験してきた大災害を科学的知見で予想し、災害回避が可能なのか、その研究史に遡り解説。9章「予測は可能になったか」を読めば全体像はつかめる。なお、地震や津波は直前予知に限り、今後精緻になっていく可能性を示唆。直前予知で回避できる問題・二次災害であれば足りるが、直前予知では何の意味もない原発立地選定等には、科学的予見力は無益(少なくとも近未来)というのが印象的。 テーマは、津波、地震、火山、ハリケーン、気候変動(地球温暖化)、小惑星激突、金融バブル崩壊、ウィルスなどのパンデミック。なお、本書によれば、地球温暖化はデータでは進展しつつあるとのこと。ただし、その要因が二酸化炭素かどうかは確定できず、さらには都市化は温暖化現象の主要因ではない。北極の温度上昇が地球全体に与える影響が主問題とのこと。
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•何かを予測するためには、それがなぜ生まれどう発達するのか、またそのプロセスはどのような法則に支配されているのかを知らなければならない。 •地震学者は「予知」と「予測」を明確に区別して使う。予知とは短期的なもので、信頼度が高い。予測は長期にわたるもので、信頼度は低い。 •これまで...
•何かを予測するためには、それがなぜ生まれどう発達するのか、またそのプロセスはどのような法則に支配されているのかを知らなければならない。 •地震学者は「予知」と「予測」を明確に区別して使う。予知とは短期的なもので、信頼度が高い。予測は長期にわたるもので、信頼度は低い。 •これまで掘削された最も深い調査孔でさえ、24年かかって1万2000キロにしか達していない。 •現在では、天気予報ではせきぜい二週間先までが限界とされている。 •地球に最も接近した小惑星1996JA1は、1996年5月19日に地球から45万キロを通過した。これは月と地球の距離をやや上回る程度の距離。 •天体の衝突から地球を守る手段 •科学も数学も日々進歩している。 地震・火山・小惑星の衝突の章が面白かった。
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