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2666
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2666

ロベルト・ボラーニョ(著者), 野谷文昭(訳者), 内田兆史(訳者), 久野量一(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2012/09/27
JAN 9784560092613

商品レビュー

4.2

24件のお客様レビュー

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2025/09/26

『2666』考察ブログ エッセンシャル版 この考察が描き出すのは、ロベルト・ボラーニョの『2666』を貫く**「不穏な気配」**と、暴力や狂気が日常に溶け込んだ世界である。 その中で、登場人物たちはヒーローではなく**「僕らと変わらない」普通の人々として、それぞれの形で「心の平穏...

『2666』考察ブログ エッセンシャル版 この考察が描き出すのは、ロベルト・ボラーニョの『2666』を貫く**「不穏な気配」**と、暴力や狂気が日常に溶け込んだ世界である。 その中で、登場人物たちはヒーローではなく**「僕らと変わらない」普通の人々として、それぞれの形で「心の平穏」や「落ち着き」**を必死に模索する。 このブログが最終的に見出すのは、巨大な悪の謎の解明ではない。それは、一人の作家とその生涯の理解者の間に生まれた、奇跡的な人間関係である。アルチンボルディと男爵令嬢の、言葉を超えた静かな繋がりこそが、この出口のない物語における唯一確かな**「出口」**であり、希望なのだと結論づけている。 感想長いので要約しました。 ブログです。 https://kanonntyann.blogspot.com/?m=1

Posted by ブクログ

2023/09/01

1ヶ月の格闘の末遂に完読!自分頑張った! 膨大な量ではあるけど、幻想的な作品調に頭クラクラしながらハマってく感触を味わいながら読み進められた。圧倒的スケールで、この読後感は読み終えたことを誇ってもいいと思う。

Posted by ブクログ

2023/05/21

かなりの文量で読み終わるのに7ヶ月もかかった。 5章からなる物語で、それぞれがかなりの文量ある。第1章は楽しく読み進めていたが第2章からは分からなくなってきて、義務的読み進めていた。正直、面白いとは思えず、睡魔とよく戦った。第3章以降も章ごとの繋がりも感じつつ、話の脱線が多すぎて...

かなりの文量で読み終わるのに7ヶ月もかかった。 5章からなる物語で、それぞれがかなりの文量ある。第1章は楽しく読み進めていたが第2章からは分からなくなってきて、義務的読み進めていた。正直、面白いとは思えず、睡魔とよく戦った。第3章以降も章ごとの繋がりも感じつつ、話の脱線が多すぎて、脇役というか、サブストーリーの詳細がずっと続いたり、読むのがしんどくなってきた。第4章は、兎に角、女性が性的暴行を加えられながら死んでしまうという事件が凄い文量で続く。最初はサスペンス要素もあり楽しく読めたが 段々、いつまでも増え続ける被害者女性にこれはどういう小説なんだと思いながら読んでいた。犯人・容疑者が時々捕まりながらも、新たな事件が発生する。ストーリーはあるものの、これだけの量を次から次に同じような女性暴行事件を書き綴る作者に感心してしまいながら、かつ内容が内容だけに気持ちは進まず、小説の読み方としては良くないと思いながら、義務的に毎日数ページ読み進めた。 最後の5章は他の章と繋がる話になっており、読み終えると特に第1章が気になり始めた。しかし文量が文量だけに、もうなかなか手が動かない。 謎解きや伏線回収といった気持ちよさはなく、ジワジワと繋がりが感じられる。 個人的には、このジワジワくる繋がりや、他の登場人物の細かい描写やサブストーリーの多さがこの小説の魅力なのだと思った。読んでよかったと読み終えたから思えたし、将来、歳をとって、時間がたっぷり使える時に懐かしみながら読むかもしれない。読まないか。。勇気が少しいるかも。 兎に角、友人にはお薦めしずらいが、自分の読書人生で忘れられない小説になった事は間違い無い。

Posted by ブクログ