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非道に生きる 極端だから、人をひきつける。 idea ink04
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日出版社 |
発売年月日 | 2012/10/04 |
JAN | 9784255006772 |
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非道に生きる
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非道に生きる
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商品レビュー
4.1
99件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
愛のむきだしのルーツが知りたくて読んだ。 園子温の友人が盗撮マニアの変態でその妹が統一教会に入信しており変態パワーで脱会させたのを元にしたそう。 愛のむきだしのバスのシーンで、教会をやめないと食事を取らないとユウが言っていたところも事実らしい。 この本には園子温の幼少期の話や、作者が最初に作った映画「俺は園子温だ!!」から2012年刊行時点で最新の「希望の国」までの作品のことなど書かれている。 作者の人生、統一教会に食事目当てで一瞬入っていたこと、自転車吐息の宣伝方法と効果、東京ガガガの話、渡米した際の話、自殺サークルの新宿のプラットフォームのシーンはまさかの駅に無許可で撮っていたなどぶっとんだエピソードが多く面白かった。 幼少期から映画に精通しておりこの本で出てくる映画監督や映画の数も多い。特に映画に関わっている人、映画監督などにメッセージ性のある内容になっていると感じた。(映画素人なので園子温以外の作品の話はあまりわからなかった笑)
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「リサーチやマーケティング、とにかくそうした類いのものから作品を発想しないこと。」 「『量より質』ではなく『質より量』で勝負することです。自分の作品が認められない、と時代を嘆くのではなく、自分の作品を無視することができないくらいに量産して時代に認めさせればいいのです。」 「たとえ...
「リサーチやマーケティング、とにかくそうした類いのものから作品を発想しないこと。」 「『量より質』ではなく『質より量』で勝負することです。自分の作品が認められない、と時代を嘆くのではなく、自分の作品を無視することができないくらいに量産して時代に認めさせればいいのです。」 「たとえ他の奴がマスターベーションだのナルシストだのと言ったところで、平気のへいちゃらで自分が面白いと思うものだけを追求すること。」 上記のような、映画監督でなくても考えさせられる金言の数々に背筋が伸びる。 自分だけの「非道」を確固として進み続けられるようになりたい。 とはいえ、この本は2012年初版だから、常に刹那に生きている園子温監督は、もう全然違う地平にいるのかもしれない。
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全部真実だったらとんでもない人間だが別に嘘だっていいと思えてしまうぐらい面白い。文体が独特でリズミカルで勢いがあってパンクだ。 日本映画がダメなのは黒沢と小津、木下がいたからで、その偉大なお手本のもとにすべてがその価値範疇に甘んじてしまったという点は非常に頷ける。
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