商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2012/09/28 |
| JAN | 9784488104375 |
- 書籍
- 文庫
フランス白粉の謎 新訳版
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フランス白粉の謎 新訳版
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商品レビュー
4
18件のお客様レビュー
まさに犯人当て、謎解きミステリーです。こまごました謎が出てきて、それが意味するところについてあれこれ語られて、推理の方向性はかなり示されている親切設計です。しかし一つ一つが指し示す内容は分かるものの、全体として何が起こっているのか全く分からないまま、解決編に突入します。 解決編...
まさに犯人当て、謎解きミステリーです。こまごました謎が出てきて、それが意味するところについてあれこれ語られて、推理の方向性はかなり示されている親切設計です。しかし一つ一つが指し示す内容は分かるものの、全体として何が起こっているのか全く分からないまま、解決編に突入します。 解決編を読んで、てんでバラバラのような感じていた麻薬事件と殺人事件がきれいにつながるところが素晴らしいですね。犯人に関しては、確かにその人物しかいませんが、その他の人物を排除する理屈があれ一発なの? というのは、ちょっとあっさりしすぎかな、とか思いました。 とはいえ、ロジック積み重ねで真相にたどり着くという、まさに推理小説というものを堪能できたのは良かったです。面白かったです。
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今回も当てられなかったけど、理由は納得。ただもう少し掘り下げても良かったんじゃないかなあ。急にぶつっとキレてしまったようなオチだったのが残念。本の合図はなるほどなーとおもうパターンだった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2026/1/21読了(再読) 〈国名シリーズ〉第2弾。自分の中では印象薄い作品だったが、改めて読んで解法の丁寧なことに気付く。例えば、犯行現場が死体の発見されたショーウインドウ内ではなくて最上階アパートだったことは、読んでいれば100人中100人とも判るであろう“自明の”展開だが、何故そのようになったのかを論理的に細かく分析することで、別解の余地のない唯一の解答――真相が明らかになる。最後の「名探偵、皆を集めてさてと言い」からの真相の説明が、長くてまどろっこしいと思われる向きもあると思うが、これは謂わば小説仕立ての論理パズルであって、そこそこ込み入っている分、答え合わせに時間がかかる(=頁を食う)のは致し方ない、と思いましょう。 発表は1930年で、世界大恐慌発生の翌年。不景気の真っ只中だった筈なのに、デパートは買い物客で賑わっていたのだから、それ程悲惨なことにはなっていなかったのかと思いかけたが、このシリーズは“過去の事件を小説として発表した”体のハナシなのだった。では、実際には何年の事件なのか? 手掛かりは事件の日付、5月24日の火曜日。『ローマ帽子』の事件が'20年代なのは判っているので、iPhoneのカレンダーで、1920年代で5月24日が火曜日の年を調べると、1921年と27年が該当した。このあとも〈国名シリーズ〉だけで7つの事件を解決し、しかもその全てを過去のものとして’29~30年にはイタリアに隠遁しなければならないのだから、2-3年はさすがに短すぎる(コ○ン君に匹敵する勢いで事件に巻き込まれ続ければ話は別かもしれないが)、なら'21年が妥当だろう、というのはただの推測であって、推理と呼べるようなものではありませんので念のため。
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