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フランス白粉の謎 新訳版 の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2026/02/07

今回も当てられなかったけど、理由は納得。ただもう少し掘り下げても良かったんじゃないかなあ。急にぶつっとキレてしまったようなオチだったのが残念。本の合図はなるほどなーとおもうパターンだった。

Posted byブクログ

2026/01/21
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2026/1/21読了(再読) 〈国名シリーズ〉第2弾。自分の中では印象薄い作品だったが、改めて読んで解法の丁寧なことに気付く。例えば、犯行現場が死体の発見されたショーウインドウ内ではなくて最上階アパートだったことは、読んでいれば100人中100人とも判るであろう“自明の”展開だが、何故そのようになったのかを論理的に細かく分析することで、別解の余地のない唯一の解答――真相が明らかになる。最後の「名探偵、皆を集めてさてと言い」からの真相の説明が、長くてまどろっこしいと思われる向きもあると思うが、これは謂わば小説仕立ての論理パズルであって、そこそこ込み入っている分、答え合わせに時間がかかる(=頁を食う)のは致し方ない、と思いましょう。 発表は1930年で、世界大恐慌発生の翌年。不景気の真っ只中だった筈なのに、デパートは買い物客で賑わっていたのだから、それ程悲惨なことにはなっていなかったのかと思いかけたが、このシリーズは“過去の事件を小説として発表した”体のハナシなのだった。では、実際には何年の事件なのか? 手掛かりは事件の日付、5月24日の火曜日。『ローマ帽子』の事件が'20年代なのは判っているので、iPhoneのカレンダーで、1920年代で5月24日が火曜日の年を調べると、1921年と27年が該当した。このあとも〈国名シリーズ〉だけで7つの事件を解決し、しかもその全てを過去のものとして’29~30年にはイタリアに隠遁しなければならないのだから、2-3年はさすがに短すぎる(コ○ン君に匹敵する勢いで事件に巻き込まれ続ければ話は別かもしれないが)、なら'21年が妥当だろう、というのはただの推測であって、推理と呼べるようなものではありませんので念のため。

Posted byブクログ

2025/11/30

かつて学生だった私を 読書沼、ミステリ沼に突き落とした1作。 エラリーの言葉遣いや空気感に惚れ込み 他の国名シリーズを一気に購入した。 感想文が苦手で拙いものしか書けない為 省かせてもらうが、 少しでも気になっている方は読んで欲しい。 この1冊から多くの本を読破してきたが ボロボ...

かつて学生だった私を 読書沼、ミステリ沼に突き落とした1作。 エラリーの言葉遣いや空気感に惚れ込み 他の国名シリーズを一気に購入した。 感想文が苦手で拙いものしか書けない為 省かせてもらうが、 少しでも気になっている方は読んで欲しい。 この1冊から多くの本を読破してきたが ボロボロになるまで読み返したのは この1冊だけ。 私を本好きにしてくれてありがとう。

Posted byブクログ

2025/06/24
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前作は父クイーン警視の方が活躍していたが、今回は息子エラリーの方が活躍。 現場の状況などからなぜ犯人はそうする必要があったのか?を推理していき、何があったのかを解き明かしていく過程が面白い。エラリーの推理もなるほどと思える納得感がある。最後の決定的な理由だけは他に比べて少し弱いように感じたけど…。犯人がいきなり自殺はびっくり。 これは作品の良し悪しに関わる内容ではないけど、監視カメラがあれば一発なのに…とは思った。

Posted byブクログ

2024/11/17
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エラリー・クイーン、国名シリーズ第2弾。 原題「THE FRENCH POWDER MYSTERY」。 なるほど国名シリーズと言っておきながら、ストーリーとその国とはほとんど関係ないのね。 今回も登場人物の中にフランス出身とされる人物はいるものの、掛けられているのはそこではなく、原題のFRENCHはニューヨークは五番街でフレンチズ・デパートを経営するフレンチ家のこと。 フレンチズ・デパートのショーウィンドー内の実演中に突如転がり出た女性の死体。 女性の身元はオーナーのサイラスの妻、ウィニフレッドだった。 なぜこんなところに死体が?ショーウィンドー内が殺害現場なのか、それとも。。。 メタミステリ的な一つ俯瞰した視点から仰々しく語られる導入部分が好き。 『ローマ帽子の謎』の解決に思ったほどスッキリ感を得られなかった記憶があって、あまり乗り気になれない中での読み始めだったが、導入部でぐっと引き寄せられて自分にしては比較的短い時間で一気読み。 このシリーズにおいてはリチャード・クイーン警視と息子のエラリーがバディということになるのだろうけど、お互いが切磋琢磨する感じのバディかと思いきや(何しろ父は「警視」という警察組織の要職についてますからね)、リチャードは嗅ぎ煙草ばかりやってるだけで息子のエラリーに頼りっ切り。 もしかしてその密かなポンコツっぷりを楽しむもの!? 途中の手掛かりから論理を導く過程の一つ一つはふむふむなるほどな部分はあるのだけれど、全体像はちょっと納得感がないというかパズル要素に凝り過ぎたというか。 理屈としては整合はしているけれども、解の前に他の要素が急にほったらかし、強引な結びつけな感じが。 最後のページもねぇ。。。 ※自分は自分の中でその本の評価が決まった段階くらいであとがきとか解説を読み始めてしまうのだが、その中に「解説ページの直前(最後のページ)をチラ見したりされませんように」とあるのだが、まさにもろに目に入ってしまったので「あぁ、、」となってしまった。まぁ、それはそれで別の読み方も出来ましたが。 次は『オランダ靴の謎』。

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2024/08/28

面白かった第一作を軽々と超えてきた! こんなに嬉しいこともありません。 緻密なロジックが際立った傑作です。 運良く犯人の検討はつきましたがなんとなく怪しいレベルで根拠もなにもありませんでした。いつかクイーンのパズルを解く日は来るのだろうか? 解答編でのエラリーが獲物を狩るハンター...

面白かった第一作を軽々と超えてきた! こんなに嬉しいこともありません。 緻密なロジックが際立った傑作です。 運良く犯人の検討はつきましたがなんとなく怪しいレベルで根拠もなにもありませんでした。いつかクイーンのパズルを解く日は来るのだろうか? 解答編でのエラリーが獲物を狩るハンターのようでゾクゾクします。

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2022/11/07

エラリー・クイーン2作目。 細かなロジックが非常によく組み上がった、古典的パズラーとして、未だに色褪せない名作だと思う。 フレンチ会長の百貨店で起きた、社長夫人殺人事件。アパートの鍵の謎や5冊の本の謎を始めとする、エラリーの細かな観察から論理を組み上げる様は、見事である。 なお、...

エラリー・クイーン2作目。 細かなロジックが非常によく組み上がった、古典的パズラーとして、未だに色褪せない名作だと思う。 フレンチ会長の百貨店で起きた、社長夫人殺人事件。アパートの鍵の謎や5冊の本の謎を始めとする、エラリーの細かな観察から論理を組み上げる様は、見事である。 なお、フーダニットについては難易度は若干低めではなかろうか。

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2022/07/30

本当の最後の最後まで、犯人の名前が出てこない。 デパートのウィンドーが発見された社長の妻と、行方不明になったその妻の連れ子の娘。 色んな状況証拠から犯人を絞っていくエラリーが凄すぎる✨✨ この父息子の関係もほのぼのしてて好き。

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2021/09/23
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この長ったらしく、まどろっこしく、かつ隙間のない論理がたまらない。 容疑者を一同に介し、証拠品を机の上に並べ、そして一つずつ論理を組み立てていって犯人を追い詰めていく、という終盤は本当に興奮した。 ・犯人は男 ・単独犯 ・デパート関係者 ・6階のアパートメントに直近2週間入っていない といった条件を見事に導き出し、そしてついに最後の条件!!、と思いきや、何と最後が 「指紋採取用の粉を持っていること、使うことが当然である人物」 という何とも拍子抜けな条件。 指紋採取用の粉が出てきたら警察関係者などを疑うのは正直当然。なのに全く疑わないから、まぁ誰でも手に入れらるから不思議ではないのかな、なんて思っていた。 本当にそれ以外の論理は見事なのに、最後が本当にもったいない。 いやー本当にもったいない。 でも本当にそれ以外の論理は見事。

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2021/03/17

国名シリーズ第2弾!です 本当に面白かったです。「ローマ帽子の謎」よりもずっと論証の数が多くて良いです。  まず、登場人物に愛着が湧きます(笑) エラリーやクイーン警視は勿論、ヘイグストロームやヴェリーも好きです。本当にこの人たちの会話が面白くてにやけてしまいます。  エラリーと...

国名シリーズ第2弾!です 本当に面白かったです。「ローマ帽子の謎」よりもずっと論証の数が多くて良いです。  まず、登場人物に愛着が湧きます(笑) エラリーやクイーン警視は勿論、ヘイグストロームやヴェリーも好きです。本当にこの人たちの会話が面白くてにやけてしまいます。  エラリーと警視の、論理的な思考と鋭い刑事的な感のバランスが良いです。目の前の事実を徹底的に分析することも天下一品ですが、その事実からの警察犬?的な感がおお!って思います。  あと、最後に共犯が存在するかしないか、のところの推理が良いです。エラリーの他の作品にもそれがあって嬉しくなります。そこまで推論してこそ完璧という感じがします✨

Posted byブクログ