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おもかげ復元師
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おもかげ復元師

笹原留似子【著】

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おもかげ復元師

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2012/08/08
JAN 9784591130377

おもかげ復元師

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商品レビュー

4.5

60件のお客様レビュー

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2025/11/24

この本は東日本大震災で多くの遺体を復元された納棺師のお話です。納棺師、私は映画「おくりびと」を見るまでそう言う職業があることを知りませんでした。とても普通の人では出来ないと思います。遺体をきれいに復元しお化粧を施し最後のお別れをさせてくれるすごい人です。私にはとうてい出来ません。...

この本は東日本大震災で多くの遺体を復元された納棺師のお話です。納棺師、私は映画「おくりびと」を見るまでそう言う職業があることを知りませんでした。とても普通の人では出来ないと思います。遺体をきれいに復元しお化粧を施し最後のお別れをさせてくれるすごい人です。私にはとうてい出来ません。この作者の笹原さんが納棺師としてさまざまな経験をされた事を紹介してくださった前半部分、特に印象に残ったのは「死の体験が切ないほどわたし、人にやさしくできるようになりました。死は不幸なことじゃないよって~最初の時より強くなったでしょ

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2024/11/28

N880 東日本大震災発生後まもなく沿岸地域に入り、津波や火災で大きな損傷を受けた遺体を生前の姿に戻す「復元ボランティア」に貢献した納棺師、笹原留以子さんの本。 「死との向き合い方を知っておくことは、生を知ることでもある。」P.6 看護学生に是非読んでほしい1冊!

Posted by ブクログ

2024/10/24

小川糸さんのエッセイを読んでいて知り、図書館で借りてみた。 著者の職業である「納棺師」は、病気や事故などで生前の姿とは大きく変わってしまったご遺体の復元も行う。その時のエピソードをまとめた一冊。 小川さんも書いてらっしゃったが、もう涙なしでは読めない。 わたし自身今年に母、4...

小川糸さんのエッセイを読んでいて知り、図書館で借りてみた。 著者の職業である「納棺師」は、病気や事故などで生前の姿とは大きく変わってしまったご遺体の復元も行う。その時のエピソードをまとめた一冊。 小川さんも書いてらっしゃったが、もう涙なしでは読めない。 わたし自身今年に母、4年前に父を亡くしているから、身近で、切実で。 特に、著者が東日本大震災で復元納棺師としてボランティアをした様子は壮絶だった。 あの日、わたしは海外にいて、その時を体験していないからか、被害の少ない土地に住んでいるからか、なんというか少し距離があるというか、悪く言えば他人事みたいなところがあった。 テレビなどで、映像や生き残った人々の声を聞くことはあって、未曾有の大災害であることは分かっていると思っていた。 でも、真実、ちゃんと分かっていなかった。ごめんなさい、と思った。 公になかなか語られないことが、この本には記してある。それでもだいぶんオブラートに包んでいると思う。 それが透けて見えるから、胸に迫った。 ご遺体の復元は、家族の了承がなければ出来ない。 震災から9日目、著者が初めて陸前高田の安置所で見た3歳くらいの女の子、その変わり果てた姿を戻してあげたかった、けれど出来なかった。自分なら生前の可愛い姿に戻してあげられるのに、法律の壁が立ちはだかり、出来なかった。 どんどん増えていくご遺体の復元ボランティアを続けながら、子供たちのなきがらの復元が増えて来た時、彼女の脳裏にはあの3歳の女の子の姿がよみがえり、感情が抑えきれなくなってしまう。 無力だった自分。どうして出来なかったのか、どうして強引にでも戻さなかったのか。 知人で一緒に被災地を回った僧侶に訴えると、彼は言う。 「起きたことを変えることはできません。その子を大切に思い続けることができれば、戻してあげられなかったご縁も、またご縁ではないですか。ご縁には、本当に色々なものがある。これをひとつのご縁と考えて、一緒に進んでいきましょう」 その言葉を聞いた彼女は、もうこんな後悔をしないようにしよう、そう思えるためのご縁にしよう。 同じ後悔をしないためには、今の自分ができることを精一杯やろう。あの女の子はそのことを教えてくれた、そうすれば、この悲しい縁を、かけがえのない縁にできる。復元ボランティアを支えてくれていたのは、あの女の子だ、そう彼女は言い切る。 どんなご縁も、自分次第で変えることができる。 わたし自身はっとした。 この本は末長く読み継がれて欲しい。

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