商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売年月日 | 2012/07/01 |
JAN | 9784799311783 |
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4.3
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学生の時に読みたかった。今読めてよかった。心からそう思える、『夢』とは何かを考えさせてくれる一冊です。 メインの主人公はどこにでもいそうな男子高校生。代わり映えのしない日常を刺激してくれる大人と言えば、少し変わった哲学のようなものを授業に取り入れてくれる歴史の先生くらい。そ...
学生の時に読みたかった。今読めてよかった。心からそう思える、『夢』とは何かを考えさせてくれる一冊です。 メインの主人公はどこにでもいそうな男子高校生。代わり映えのしない日常を刺激してくれる大人と言えば、少し変わった哲学のようなものを授業に取り入れてくれる歴史の先生くらい。そんな彼の日常を劇的に変えたのは、高校三年生で転入してきたとある女生徒の存在だった。急速に彼女に惹かれ、恋をして、彼女に近づくために彼女の世界を知っていくうち、彼は今までの自分から少しずつ変わっていく。彼らの恋と、その先の未来の行方を追いかけることのできる良作です。 この話は、将来の『夢』というものがどんなものなのか、自分の世界を広げるということはどういうことなのか、一冊の本を通じて読者に強く働きかけてくるメッセージが込められているように思います。大人はいいぞ、と自信をもって子どもたちに言える世界に、自分はいることができているだろうか、と何度も考えました。 正直、学生の頃に読みたかったです。この本に書かれているような考え方を、今までしようと思ったことがありませんでした。けれど、今読めてよかった、とも思います。 先日、同居で介護をしていた祖母を見送りました。祖母の介護のために前職を退職し、臨時で現職に就職し就労しています。でも、現職はあくまで祖母の介護のためのつなぎの職のつもりでいたため、来年4月に向けてもう一度自分を見つめ直そうと思っていたタイミングでした。私にできること(スキル)は何だろう、長く続けられそうな仕事で、難しくなくてお給料がそこそこの仕事がいい。そんなことを考えて求人情報を見ていましたが、それは本当に私のやりたいことなんだろうか、とずっと迷いがありました。その理由がこの本の中にあった気がします。 私の抱いていた夢は何だっただろう、いつその夢をなくしてしまったんだろう、今からでも夢を持ち直すことはできるだろうか、そんなさまざまな思考が巡りました。人は、いつでも、いくつからでも、どんな挑戦でもできる。そう言ってもらえることの心強さは、今まで散々に迷い苦しんできた日々があったからこそ強く感じるものだと思います。 今年は、三十代最後の一年になります。定年が六十か、六十五か、そのくらいだと思ったらまだ二十年以上の時間があります。まだまだ、私が自分の本当にやりたかったことを見つめ直す時間は十分にあるはずだと、背中を押してもらった気持ちです。 「子どもはいいなあ」「私も子どもだった頃に戻りたいよ」なんて未来のないことばかりぼやくのをやめて、この本に登場した大人たちのように「大人はいいぞ」「早く大人になりなよ。こんな楽しいことができるんだよ」そんな言葉を子どもたちに投げかけることができるような自分になりたいものです。 まずは、自分が自信を持って生き生きと未来を見つめることができるようになることから。今からでも、いくつからでも、未来に希望を抱くことを忘れないように。
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「向かい風が強いのは前を向いて走っている証拠や。胸を張ってええ。」 登場人物である宮下先生の言葉に当時中学1年生だった私は何度も何度も救われた。本気で生きる情熱がいつか自分の将来の糧となり、素晴らしい人との出会いに繋がる。5年前そう心に刻んでくれたことで私の夢に対する思いが大きく...
「向かい風が強いのは前を向いて走っている証拠や。胸を張ってええ。」 登場人物である宮下先生の言葉に当時中学1年生だった私は何度も何度も救われた。本気で生きる情熱がいつか自分の将来の糧となり、素晴らしい人との出会いに繋がる。5年前そう心に刻んでくれたことで私の夢に対する思いが大きく変わった。 「夢とは一体何なのか」いつからだろう。小さい頃は早く大人になりたいと思っていたのに歳を重ねるにつれて将来を見ることが嫌になったのは。それはきっと歳を重ねるにつれてやらなければいけないことに追い込まれたから。それに、夢を大きく語っても叶えられるのはほんの数パーセントの天才だけであって平凡な私には夢を叶えることは無理だと自分に言い聞かせているようになっていた。しかし、この本は夢へのアプローチはひとつではないことを教えてくれた。 毎日が楽しいと思えるのは、面白いことをしているからではない。「本気でやればなんだって面白い。そして、本気でやっているものの中にしか、夢は湧いてこない。」どんな場所でも輝いて生きていくために、自らが楽しみを見出していくしかないのだ。 この本で読書感想文を書いて中学1年生の時に毎日新聞社賞を頂だけて本当に嬉しかったです。
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前進する勇気をくれる小説。 ものすごく前向きに挑戦する行動力が湧いてくる小説です。 行動の原動力は【不安】も納得がいくし、いい本は自分が行動して初めていい方になるなど、哲学的で好きです。 また、二人の物語が交互に進んでいく感じも好きでした。 自分の可能性を信じたくなります。自...
前進する勇気をくれる小説。 ものすごく前向きに挑戦する行動力が湧いてくる小説です。 行動の原動力は【不安】も納得がいくし、いい本は自分が行動して初めていい方になるなど、哲学的で好きです。 また、二人の物語が交互に進んでいく感じも好きでした。 自分の可能性を信じたくなります。自分の5年後はどうなっているのか。 この本をいい意味で自分にとっていい本にしたいです。 最後のシーンがグッと心に残ります。 ぜひ若いうちから読んだほうがいい小説です。 必ず人生に役にたつ知識があります。
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