商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2012/07/28 |
JAN | 9784163815404 |
- 書籍
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モンスター・シークレット
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モンスター・シークレット
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商品レビュー
3.7
21件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シャルルシリーズときいて。 学生時代、全3作を読んだときは世界観に付いていけなかった記憶があるが(グロくてエロくて?) 今作はまだ10代という事もありマリナシリーズのシャルルだなぁ、と。 (ミシェル・ブリザック、の意味は?? カズマシリーズは未読だが、どうなのだろう??) 相棒がジャーナリストのバツイチ子持ち女性。 ミステリーものって、キャラだちしている美少女とのコンビ、とかある意味現実離れしているからこそ受け入れられる事もあるのだなぁ、と。 (今回のナポレオンの財宝とか、マリナシリーズのダビンチネタとか。) 親目線、というわけでもなく、けれど年頃の女の子のように惚れるわけでもなく、態度がどっちつかずな感じで これだったら男性の相棒ものでも楽しめそうだ、と思ってしまった。。。 勿論子供の為に一所懸命になったり、感受性豊かにナポレオンを捉える事で事件解決に繋がったりはするのだが。。。 シャルルが割とすぐ気を許したのが謎というか。。 =主人公の女性にあまり魅力を感じず共感できないまま事件が終わってしまったからだろうか、 メンドクサイ読者になってしまった。。。
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全く知らない作品だったが、このブクログのレビューでたまたま鑑定医シャルルシリーズだと知り、図書館で借りて読んでみた。 正確に言うなら鑑定医シリーズの少し前の時期、十代最後のアルディが描かれている。偶然知り合った日本の女性新聞記者と一緒に失われたナポレオンの秘宝の謎を追う。 フラン...
全く知らない作品だったが、このブクログのレビューでたまたま鑑定医シャルルシリーズだと知り、図書館で借りて読んでみた。 正確に言うなら鑑定医シリーズの少し前の時期、十代最後のアルディが描かれている。偶然知り合った日本の女性新聞記者と一緒に失われたナポレオンの秘宝の謎を追う。 フランス史がお得意な著者の筆が思うままにふるわれた歴史ミステリーではあったが、天才アルディ博士によってストーリーは実に都合良く進んでいく。まったく、天才ってやつを登場させておけば実に都合が良い(笑) 私自身が十代の頃に熱狂して読んだ著者のマリナシリーズの中で活躍した天才シャルルはその内に熱い想いを秘めた魅力的な人物だったが、こうして時を隔てて彼の背景も描かれずに登場するアルディ博士はただの謎解きに便利な登場人物にしか思えない。 こんな風に思ってしまうのも、マリナシリーズが未完結(?)のまま別ジャンルへと転身してしまった著者へのファンの僻みかもしれない。 でも、久しぶりに生きて動くシャルル・ドゥ・アルディに会えただけでも一読の価値はあった。 2018/01
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藤本ひとみと言うと、中学時代に結構流行ってたのだけど。その頃に読んでいたものとは、ちょっとテイストが違うなと思った。まぁ流石にコバルト文庫は女子が好きな恋愛絡みになるから、なのだけど。 まぁ、登場人物がアラフォーの女性編集者と二十歳未満の少年だと「恋愛」にはならないか。 で、後で...
藤本ひとみと言うと、中学時代に結構流行ってたのだけど。その頃に読んでいたものとは、ちょっとテイストが違うなと思った。まぁ流石にコバルト文庫は女子が好きな恋愛絡みになるから、なのだけど。 まぁ、登場人物がアラフォーの女性編集者と二十歳未満の少年だと「恋愛」にはならないか。 で、後で調べて知ったのだけど、この少年(青年?)は漫画家まりなシリーズに出てきたキャラなのね。そっちは読んでないから知らなかったけど。 (閑話休題) ともかくとして、フランス史には明るい、藤本女史の小説なので、歴史観とか、場所的な話とかそのあたりはすごく面白かったし、興味深かったわ。 あとは、シャルルの人物造形がね。実際、この手のタイプは好きじゃないむしろ嫌いだけど(ゴーストハントのナルも然り)、小説の中の登場人物となると、結構魅力的に思えちゃう。
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