商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2012/07/21 |
JAN | 9784152093127 |
- 書籍
- 書籍
さっさと不況を終わらせろ
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
さっさと不況を終わらせろ
¥1,870
在庫なし
商品レビュー
4.1
46件のお客様レビュー
2008年のリーマンショックによる大不況が時代背景となっている本で、 積極的な財政・金融政策による不況の解決を主張している
Posted by
先に読んだ「財政破綻は回避できるか」とはまるで真逆のことを主張している。 あとがきに主張がまとめてある。 「いま(2012年)はまだ、リーマンショック以後の不景気が続いていてまともに回復していない。そして失業者の技能や労働市場での価値の低下から、その害が一時的なものではなく、長期...
先に読んだ「財政破綻は回避できるか」とはまるで真逆のことを主張している。 あとがきに主張がまとめてある。 「いま(2012年)はまだ、リーマンショック以後の不景気が続いていてまともに回復していない。そして失業者の技能や労働市場での価値の低下から、その害が一時的なものではなく、長期的な被害になりつつある。だから景気回復策をきちんとやろうということだ。 そして、その手法も明快。昔ながらのケインズ的な財政出動をやろう。赤字国債を出して、大量の公共事業をやろう。いままで行われている景気刺激策は小さすぎる。これまでの規模の数倍をどーんとやるべきだ。…そして中央銀行はそれを金融緩和で徹底的に支援すべきだ。それに伴う財政破綻だの金利上昇だのは、悪しき固定為替制度の下にある、ユーロ圏のスペインやイタリアのようなかわいそうな国以外は、全く心配する必要はない。」 財政破たんについて、考え方のどこが異なっているか。それは、つまるところ、クルーグマンはインフレで借金は返済可能だと考えているのに対し、深尾氏は財政健全化を急がずに、国の信用力が落ちれば、資金調達のコストがさらに増し、将来もっと厳しい不況と増税に襲われるという危惧をいただいているということだろうか。そういう意味でアベノミクスは、どちらが正しかったのを証明することになるのだろうか。
Posted by
タイトルの割には面白くなかったです。 冗長すぎます。 ただし、訳者解説は秀逸。 ここだけ読めば十分です。 さすが山形浩生。
Posted by