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そこに僕らは居合わせた 語り伝える、ナチス・ドイツ下の記憶
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そこに僕らは居合わせた 語り伝える、ナチス・ドイツ下の記憶

グードルン・パウゼヴァング(著者), 高田ゆみ子(訳者)

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そこに僕らは居合わせた 語り伝える、ナチス・ドイツ下の記憶

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2012/07/19
JAN 9784622077008

そこに僕らは居合わせた

¥2,750

商品レビュー

4.6

12件のお客様レビュー

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2019/02/21

ドイツのナチス支配下に生きた普通の少年少女の物語。著者自身の体験や実際に見聞きしたものを、限りなくノンフィクションに近い形で描いている。 否応もなくナチスの「民族浄化」に居合わせることになった少年少女。 自ら進んで居合わせることを切望した少年少女。 全ては大人が差し出した教育に...

ドイツのナチス支配下に生きた普通の少年少女の物語。著者自身の体験や実際に見聞きしたものを、限りなくノンフィクションに近い形で描いている。 否応もなくナチスの「民族浄化」に居合わせることになった少年少女。 自ら進んで居合わせることを切望した少年少女。 全ては大人が差し出した教育によって植えつけられた。 巻末の訳者あとがきに、著者がこの作品を執筆した理由を書いている。 -パウゼヴァングは、「負の歴史」こそ敢えて語り伝える必要があり、それを次世代、次々世代に言いおいていかなければならないと考えている。人は過去から学び、過去を知ったうえでこそ新しい未来を構築できる。 ドイツだけではない。この作品に描かれていることを心にとめていれば、きっと皆が平和に暮らせる。

Posted by ブクログ

2018/10/11

ナチス時代のドイツで子供時代をすごした人々の眼を通して、普通のドイツ人がその時代をどのように過ごしたかを描く短編集。これは日本でも同じだと感じた。語り継ぐ人たちはもう少なくなっている。

Posted by ブクログ

2016/03/16

 一般市民に刻み込まれた、ナチスドイツ下の忌まわしい記憶。本書では、ナチス体制のもとで揺れ動く一般市民の様子が描かれています。その恐ろしさは、ナチスによるユダヤ人への迫害という行いのみによって語ることはできません。多くの一般市民が迫害を強いられ、ときに進んで加担していった。そこに...

 一般市民に刻み込まれた、ナチスドイツ下の忌まわしい記憶。本書では、ナチス体制のもとで揺れ動く一般市民の様子が描かれています。その恐ろしさは、ナチスによるユダヤ人への迫害という行いのみによって語ることはできません。多くの一般市民が迫害を強いられ、ときに進んで加担していった。そこに、人びとの忌まわしい記憶があります。  迫害に加担する人は特別に悪い人だったわけではありません。本書の「会話」に登場する男性は、妻との議論を楽しみ、花や動物を愛し、村じゅうの子どもたちからしたわれる男性でした。しかしナチスの考えを信奉していました。「おとぎ話の時間」の教師は、楽しいお話をしてくれる優しい先生でしたが、そのおとぎ話によってユダヤ人への凶悪なイメージを子どもたちに植え付けました。  本書が伝えているのは、そうしたナチスドイツ下の出来事が、その当事者にいまなお深い傷跡を残しているということです。本書に登場するナチスドイツ下で生きた人びとのなかには、当時のことについて固く口を閉ざし、「ユダヤ人はいなかった、なにも起こらなかった」と嘘をつく人も少なくありません。それは今なお忌まわしい記憶として現前しています。  しかし、そうした記憶も当事者が減ってゆくなかで薄れつつあります。消えゆく記憶は愛国少女だった筆者にとっても忌まわしい記憶に他ならないわけですが、あの時代の恥ずべき行為を忘れ去ってはならないという強い思いから本書の執筆に至ったようです。本書には、まさにその恥ずべき記憶が、悪意や善意、共感や憎悪とともに記されているのです。

Posted by ブクログ

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