商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2012/07/20 |
JAN | 9784334928346 |
- 書籍
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探偵法間ごますり事件簿
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探偵法間ごますり事件簿
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商品レビュー
3.4
12件のお客様レビュー
何でも屋で探偵の法間は、口を開けばお世辞ばかり。ただ相手も褒められると悪い気がしない。そんな法間が懇意にしている新聞社の折部にある依頼を持ちかけられる。新聞に原稿を書いてもらっている先生の親で町の有力者が最近認知症になり、「ほちわ」という言葉を呟くのだという。この「ほちわ」がなん...
何でも屋で探偵の法間は、口を開けばお世辞ばかり。ただ相手も褒められると悪い気がしない。そんな法間が懇意にしている新聞社の折部にある依頼を持ちかけられる。新聞に原稿を書いてもらっている先生の親で町の有力者が最近認知症になり、「ほちわ」という言葉を呟くのだという。この「ほちわ」がなんなのか調べて欲しいという依頼だった。法間は先生の屋敷へ向かうが…「ほちわ」 もうとにかくホウカンさんは、お世辞がうまい。うるさいぐらいに褒めて褒めて褒めまくる。そして、相手も悪気がせず、「気を付けろ」と頭の中で思っていても絆されちゃう。さすがだよなぁ。昔若い頃に勤めていた会社でも「来店したお客様の3ついいところを褒めろ」と言われたなぁ。そうすれば少し仲良くなって警戒を解いて、何が欲しいのか本音が分かるからと。まさにそれだわ、ホウカンさんは。 だけど、流石のホウカンさんも褒めるところがない人物が現れて焦ってるのは受けたし、「ほちわ」で知り合った先生に「お世辞抜きで」と先制され、大人しくなったホウカンさんは面白かったなぁ。攻略されてるじゃん!ホウカンさん!ってなったわ。 すごく面白くてサクサク読めた。東直己ってなんとなくハードボイルドな小説なイメージだったけど違ったわ。 2019.11.23 読了
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私立探偵・法間謙一。 人呼んでホウカン探偵。 幇間、つまり太鼓持ちのことだ。 立て板に土砂崩れの勢いでお世辞おべっか阿諛追従を連発し、それでなんとか人々の善意に縋って世渡りをしている― 事件の謎も、絶体絶命の危機も、やむことのないお世辞で、円満解決だ!?―。 (アマゾンより引用) 最初読み始めたときは、怒涛のお世辞にイライラしたけど、読み進めていくうちに何だか面白くなってきた( ´ー`) 結構優秀な探偵さんだよね 何でも知ってるし(((゜Д゜;)))
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お世辞をフルに使って喋りまくって褒めまくって、最終的に解決する探偵のお話。 ブランド品やインテリアの知識はすごいのに本人はぱっとしない中年。よいしょにうんざりされながらもなんとなく憎めないキャラで、実写なら中村梅雀さんかなー。
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