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なぜ、「怒る」のをやめられないのか 「怒り恐怖症」と受動的攻撃 光文社新書
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なぜ、「怒る」のをやめられないのか 「怒り恐怖症」と受動的攻撃 光文社新書

片田珠美【著】

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なぜ、「怒る」のをやめられないのか 「怒り恐怖症」と受動的攻撃 光文社新書

836

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2012/07/18
JAN 9784334036959

なぜ、「怒る」のをやめられないのか

¥836

商品レビュー

3.6

21件のお客様レビュー

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2023/02/05

精神分析の見地から怒りについて書かれた本。 精神分析に関する本は興味深く読み物としては面白いが、自分で日常生活に役立てられるかというと少し難しいのではないか。 ネット環境などなかった10代の頃、心理学の本で面白かったのは精神分析の本だったが、現実的に私を助けたのは20代になって知...

精神分析の見地から怒りについて書かれた本。 精神分析に関する本は興味深く読み物としては面白いが、自分で日常生活に役立てられるかというと少し難しいのではないか。 ネット環境などなかった10代の頃、心理学の本で面白かったのは精神分析の本だったが、現実的に私を助けたのは20代になって知った認知行動療法だった。 3章の受動的攻撃あたりから気分の悪くなる様な事例が沢山出てくる。 こんな言動と感情が異なるコミュニケーションを取ろうとしてくる相手とは深く関わらない方がいい(過去の私だ)。 怒っているのに自分の意識ではその感情に気づいていないまま相手を褒めて嫌味にしかなってない、みたいな奴は危険だ。 言動と感情の乖離度が高いほど危険度が増す。 丁寧な嫌味になど付き合う必要はないので気付かないふりをしてやり過ごすのが最善だ。 しかし自分にとって重要な人物から受動的攻撃を受けた場合は、本当に攻撃なのか直接聞いて確かめ、やめて欲しいと要求する必要があるし、その後も改善されなければ重要な人物の枠から外す勇気も必要になってくるだろう。 「怒り恐怖症」への対処方法については6章で述べられており、具体的な「怒る技術」については239ページから246ページの8ページ分しかないため、実践的な部分はコーチングやソーシャルスキルトレーニングなどをあたった方が良い。

Posted by ブクログ

2022/11/28

受動的攻撃という言葉は最近精神科医のYouTubeで出てきて知ったワードだった。 この本を読んでより理解が深まった。主に受動的攻撃の種類や例となぜそのような怒り方をしてしまうのかの話だった。最後の数ページに処方箋があるけどこれを読んで本人が改善できたり被害に遭ってる人が改善できる...

受動的攻撃という言葉は最近精神科医のYouTubeで出てきて知ったワードだった。 この本を読んでより理解が深まった。主に受動的攻撃の種類や例となぜそのような怒り方をしてしまうのかの話だった。最後の数ページに処方箋があるけどこれを読んで本人が改善できたり被害に遭ってる人が改善できるかといったらそうではない。 幼少期の環境が大きく影響しているらしいので解決するのは難しいと思った。そもそも自分が受動的攻撃をしているという自覚を持つのが難しいと思う。 怒りそのものをみっともないと思う社会だし同調圧力の強い教育システムだから日本人に多い現象だろうなと思った。 ただ夫婦間の受動的攻撃はどこの世界でも多そうに思えた。正しい怒りの処理を自分の中で行い、相手と話し合うことは難しいと思う。 よくある話の例が多く身近にあるものだと認識できたこと、難しい説明や単語がなく分かりやすかった点が良かった。 過食、拒食症やリストカットなどの外に向けるはずのものを自分にぶつけることによって生じる話はとても納得のいくもので重要な場面で約束を忘れる(忘れたふり本人に自覚がないことが多い)などの妨害行為も確かになぁ…と思うことが多かった。 よく聞く話や心の動きをこうやってカテゴライズして深掘りしてくれるのはありがたい。

Posted by ブクログ

2022/04/27

日常の中のちょっとした怒りの感情を飲み込んでしまう、そんな人に読んでもらいたい1冊です。 具体例が多く載っており、難しい言葉もほとんどなくすごく読みやすい本です。 怒りの感情を「まぁいいや」で解決せず、捉え直すようにしたいですね。

Posted by ブクログ

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