商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2012/07/09 |
JAN | 9784152093073 |
- 書籍
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官能と少女
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官能と少女
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商品レビュー
3.4
48件のお客様レビュー
チョコレートよりも甘くて鉛よりも重い《少女》たちの罪とも呼べる愛の話たち。 間違いなく、私がもう少し若い時にこの本に出会っていたのなら人生のバイブルになっていたに違いない。 久しぶりにロリィタを着たくなって、あの頃のフワフワした気持ちと共にどこかにいってしまったワンピースを...
チョコレートよりも甘くて鉛よりも重い《少女》たちの罪とも呼べる愛の話たち。 間違いなく、私がもう少し若い時にこの本に出会っていたのなら人生のバイブルになっていたに違いない。 久しぶりにロリィタを着たくなって、あの頃のフワフワした気持ちと共にどこかにいってしまったワンピースを想ってしまった。ふおおおお 昔流行った《ゆめかわいい》や《病みかわいい》を具現化したこの本は、私の中の《少女性》を犯して病ませる猛毒性を秘めている。正に中毒性抜群。 彼女たちがこれからも藻掻いて溺れながらも 幸せになれますように。
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「少女」という言葉に戸惑いを覚えたことがあります。女と少女は何が違うのだろう。では、私はどういう存在なんだろうって。「私が私であることを誰が証明できる?」。上手くは言えませんが、この短編集では、そんな曖昧で鬱々としている私の気持ちを代弁してくれたようなお話が多かったです。宮木あや...
「少女」という言葉に戸惑いを覚えたことがあります。女と少女は何が違うのだろう。では、私はどういう存在なんだろうって。「私が私であることを誰が証明できる?」。上手くは言えませんが、この短編集では、そんな曖昧で鬱々としている私の気持ちを代弁してくれたようなお話が多かったです。宮木あや子さんの作品は初めてでしたが、よかったです。登場する「少女」たちが紡ぎ出すのは、脆弱で稚拙な言葉でありながら、気圧され真に迫る力があり、そんな「少女」たち魅力を感じてしまうのは、宮木さんの素敵な表現の仕方だと思いました。 個人的に好きなお話は「光あふれる」です。
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メンヘラ感溢れる官能オムニバス小説。 どれもこれも痛々しくて毒性強め。 で、読後感もあまりよろしくない…。 でもひとつめの短編は好きだと思った。
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