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電通と原発報道 巨大広告主と大手広告代理点によるメディア支配のしくみ
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電通と原発報道 巨大広告主と大手広告代理点によるメディア支配のしくみ

本間龍【著】

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電通と原発報道 巨大広告主と大手広告代理点によるメディア支配のしくみ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 亜紀書房
発売年月日 2012/06/20
JAN 9784750512105

電通と原発報道

¥1,650

商品レビュー

3.2

24件のお客様レビュー

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2024/02/04

少し古いのだが、広告業界を覗いてみたくて。本著は博報堂OBによって書かれたもの。興味の発端は、先の東京オリンピックでの電通関係者の逮捕だが、至近の週刊誌報道なども契機とした芸能界隈での老舗権威の度重なる失墜、つまり、ジャニーズや吉本や宝塚、それでもって韓国勢が紅白歌合戦での躍進劇...

少し古いのだが、広告業界を覗いてみたくて。本著は博報堂OBによって書かれたもの。興味の発端は、先の東京オリンピックでの電通関係者の逮捕だが、至近の週刊誌報道なども契機とした芸能界隈での老舗権威の度重なる失墜、つまり、ジャニーズや吉本や宝塚、それでもって韓国勢が紅白歌合戦での躍進劇。デジタル転換の遅れや自社ビル売却など、決して安泰な事業を送っている訳ではない彼らが、今、何をしているのか。妄想を膨らませるために読んでみた。 原発利権、その危険性を報じる事を広告費のマネーパワーで一定程度抑え込んできたという本書の告発は最早古いし、だから日本企業はヤバい、という論調には必ずしも同意しない。少なくとも、福島原発の時にそのヤバさは崩れ、明るみに出たのだから、報道は機能したとも言える。 東電が地域の独占企業であるにもかかわらず、大量の宣伝広告費をメディアにばらまいていたのは、原発の反対派による告発や原発関連のニュースが表舞台になることを押さえ込むためだった、というのは、既知の事。クライアントの企業不祥事に対する危機管理セクションを電通や博報堂は持っていて、ある程度その機能が働く事は、当然あり得る事。そのためのNHKでは?という問題は別の話だが、本音はそちらにある。 という事で、本書は少し物足りないが、こうした広告会社が日夜の努力でプロダクトや企業についての印象操作を巧みに行い、今日も日本経済を動かす欲求のエネルギー源になっている事は、敬服すべき事だ。過労死が続かぬ事、手段を選ばす、社会悪を齎さぬ事を切に願う。

Posted by ブクログ

2018/09/25

電通告発本ではない。広告代理店の仕事に対する基本姿勢を、もと博報堂社員である著者が紹介している。顧客のためにはなんでもやるという姿勢が、結果として原発を抱える事業者等を擁護することになっているということらしい。悪意がないから余計にしまつにおえないのかもしれない。

Posted by ブクログ

2016/05/29

図書館。 原発報道と銘打つほどには原発について書かれては いなかったように思ったけれど、広告代理店の ビジネススタイルがわかりやすかった。

Posted by ブクログ

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