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金融がやっていること ちくまプリマー新書
858円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2012/06/07 |
| JAN | 9784480688828 |
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金融がやっていること
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金融がやっていること
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商品レビュー
3.8
11件のお客様レビュー
金融機関の働きとは、「今すぐには使わないおカネ」を持っている人と「今すぐにおカネが必要な」人の橋渡しであるという説明はとても理解しやすかった。この考え方にのっとって預貯金を解釈すると、おカネが余っている「現在の私」のおカネを今すぐにおカネの必要な「将来の私」へと橋渡ししてくれるの...
金融機関の働きとは、「今すぐには使わないおカネ」を持っている人と「今すぐにおカネが必要な」人の橋渡しであるという説明はとても理解しやすかった。この考え方にのっとって預貯金を解釈すると、おカネが余っている「現在の私」のおカネを今すぐにおカネの必要な「将来の私」へと橋渡ししてくれるのが銀行ということになる。言われてみればそうだが、そう考えるとまるでタイムマシーンのようで面白い。デリバティブや先物取引なども現在と未来が混在する取引だし、特定企業の業績への期待感で価値が上がったり下がったりする株もそうなのである。 しかも銀行は自分の金庫に現金がなくても「今すぐおカネの必要な人」におカネが渡せる「信用創造」ということができるという。渡すのは自分のところの口座(概念)なので、いうなれば融資と同時におカネが懐に入ってくるから。つまり、考え方としては無限に融資できる仕組みだというのがたまげた。もちろん現金化という制限や法律があるので無制限に融資などしないが、そうした概念の世界でのやり取りが実際の経済を回しているのを考えるとまるで錬金術だ。 金融の世界というのは抽象思考の局地なんだなと改めて感心した。日経新聞なんかを読んでいても非常に未来志向で暗いところがない。その理由も分かったような気がする。 また、社会経済の潤滑油としてまともに機能する金融を「いい金融」、自らの利益のみを追求して社会的な役割を放棄する金融を「悪い金融」であるとし、本書を読む人にはぜひいい金融の担い手になってほしいとの著者の想いにも色々感じるものがあった。確かにあまり良い印象がない。株主への配当を優先して企業の経営体質が悪化してしまった例なども新聞で読んでいるので実体経済無視して暴走する金融のイメージばかりが育って良い側面など考えてもみなかった。 中高生がターゲットであるちくまプリマー新書ではあるが、こうした原理原則的なことは新聞を読んでいるだけでは入ってこないし、経済学の入門書にも書いていないので大人にもありがたい内容。これで金融機関の仕組みや専門用語が少しわかるようになり経済記事ももう少し厚みを持って読めるようになりそうだ。
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2007年の金融危機と世界同時不況のときに金融界で何が起こっていたのかが具体的に分かってよかった。世の中にお金が回っていくのはどういうことなのか分かった。
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金融の基礎をわかりやすくていねいに解説している本です。 意欲的な中高生向けのシリーズである「ちくまプリマ―新書」の一冊というだけあって、たいへんわかりやすい説明がなされています。 なお、著者は『20代からのファイナンス入門―お金がお金を生む仕組み』(ちくま新書)という本も刊行...
金融の基礎をわかりやすくていねいに解説している本です。 意欲的な中高生向けのシリーズである「ちくまプリマ―新書」の一冊というだけあって、たいへんわかりやすい説明がなされています。 なお、著者は『20代からのファイナンス入門―お金がお金を生む仕組み』(ちくま新書)という本も刊行していますが、あつかわれている内容は本書とほとんどおなじレヴェルで、差別化がなされていないように感じます。とはいえ、どちらもまったく知識のない読者にもわかりやすい入門書であることには変わりがないのですが。
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