商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2012/05/29 |
| JAN | 9784101001630 |
- 書籍
- 文庫
1Q84 BOOK 3(前編)
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1Q84 BOOK 3(前編)
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商品レビュー
3.8
234件のお客様レビュー
物語は凪の状態に入った。雲の上を歩いているのに、心臓の在処だけははっきりしているような感覚。心をあっちやこっちに引っ張るエンターテイメント的な展開が一切ないのに、固定された心臓が絶えず振動し続ける。文体の美しさと展開の静けさによる妙。長編でしか成し遂げられない言語空間が立ち上が...
物語は凪の状態に入った。雲の上を歩いているのに、心臓の在処だけははっきりしているような感覚。心をあっちやこっちに引っ張るエンターテイメント的な展開が一切ないのに、固定された心臓が絶えず振動し続ける。文体の美しさと展開の静けさによる妙。長編でしか成し遂げられない言語空間が立ち上がっている。 読者の日常生活の中に、日常世界とは異なる言語空間を立ち上げること。優れた小説家にはこんなことができるのか、という感動。
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BOOK1, BOOK2 から一転して、登場人物の内面に焦点があたりストーリーとしての展開はほとんどなくなってしまった。今まで感じていたミステリ的な面白さ、SF的な面白さは薄まった。一方で、心情の描写や生き方についての言及、生きる希望についてなどは増えてノルウェイの森を読んだ時の...
BOOK1, BOOK2 から一転して、登場人物の内面に焦点があたりストーリーとしての展開はほとんどなくなってしまった。今まで感じていたミステリ的な面白さ、SF的な面白さは薄まった。一方で、心情の描写や生き方についての言及、生きる希望についてなどは増えてノルウェイの森を読んだ時のような気分になった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ほとんど展開はなかった。前回同様淡々としていた。逆に言えばこの登場人物の少なさでよく文章を綴れるなと感心した。青豆はあの部屋の中で、妊娠が発覚し、天吾は猫の街で少女の青豆ともう一度会い、牛河が彼らに近づいていった。やっと小松が現れたためいよいよクライマックスに向かうのだろう。現実と夢が曖昧になる世界観だが、ここからどうなっていくのか。現実によっていくのか、夢によっていくのか、論理で回収されていくのか、輪郭がぼやけたまま終わっていくのか。登場人物がつくづく才能があり、孤独なのが面白い。牛河の司法試験中に劣等感と優越感を持ち合わせていたことに共感した。
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