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日本(にっぽん)の自殺 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2012/05/19 |
JAN | 9784166608638 |
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日本(にっぽん)の自殺
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日本(にっぽん)の自殺
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商品レビュー
3.9
24件のお客様レビュー
日本経済の予言の書。それも1975年に文藝春秋誌上で、匿名で発表された後に大きな波紋を呼んだというもの。文明が衰退消滅していく時に起きた事を、古代ローマ帝国などの例を引用しながら、当時の、高度経済成長から横ばい成長の兆候の見られた当時、その時代の日本社会の状況とローマ衰退期の史実...
日本経済の予言の書。それも1975年に文藝春秋誌上で、匿名で発表された後に大きな波紋を呼んだというもの。文明が衰退消滅していく時に起きた事を、古代ローマ帝国などの例を引用しながら、当時の、高度経済成長から横ばい成長の兆候の見られた当時、その時代の日本社会の状況とローマ衰退期の史実とを行き来しながら、警鐘を鳴らしている。この記事から約50年が経過して今日の円安や長期の停滞を合わせ考え、そのたどった道筋の類似 予想の合致を合わせ考えると深く感じるところのある本。絶版なのか中古か電子版あるいは図書館にて手に取っていただきたいです。特に40-60代の、サラリーマン時代がこの時代にかぶるので、自分越し方と重ね合わせ これからの生き方を考えるのはいかがでしょうか 私はそのように読みました
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本文は内容は面白いが、ややまどろっこしい。 後半、中野剛志の解説が簡潔で興味深い。 山内昌之氏が指摘するように文藝春秋の40年前の記事を、このタイミングで朝日新聞が取り上げたことも面白い。 パンとサーカスは、ベーシックインカムの議論を思い起こさせる。 P97 情報過多の神経...
本文は内容は面白いが、ややまどろっこしい。 後半、中野剛志の解説が簡潔で興味深い。 山内昌之氏が指摘するように文藝春秋の40年前の記事を、このタイミングで朝日新聞が取り上げたことも面白い。 パンとサーカスは、ベーシックインカムの議論を思い起こさせる。 P97 情報過多の神経症状 マスコミによる間接情報の氾濫、直接体験の希薄化 →希薄な「ごっこの世界」の中で、深い感動に伴う経験に飢え「しらけて」くる。 P106 諸文明の没落の過程で必ずといってよいほど発生してくる文明の「自殺のイデオロギー」がある →極端な平等主義のイデオロギー →共同体を解体し、社会秩序を崩壊させる。
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膨張しすぎたために内部から瓦解した古代ローマ帝国と現代の日本に共通点を見出だし、日本は『第二のローマ帝国』としての道をたどりつつあると警鐘を鳴らしている。 三十年も前に書かれた論説だが、現在に当てはめて読んでも十分に説得力がある。 逆に言えば、三十年前から状況の改善していない部...
膨張しすぎたために内部から瓦解した古代ローマ帝国と現代の日本に共通点を見出だし、日本は『第二のローマ帝国』としての道をたどりつつあると警鐘を鳴らしている。 三十年も前に書かれた論説だが、現在に当てはめて読んでも十分に説得力がある。 逆に言えば、三十年前から状況の改善していない部分があるということであり、それはぞっとしない話だと思う。
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