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天地明察(下) 角川文庫
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天地明察(下) 角川文庫

冲方丁【著】

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天地明察(下) 角川文庫

607

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2012/05/18
JAN 9784041002926

天地明察(下)

¥607

商品レビュー

4.2

619件のお客様レビュー

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2024/11/21

おもしろかった。渋川春海は本職はお城碁の碁打ちで、算術マニアだけど、偉い人に重用され、経験を積んで、成長していく様が描かれている。 関孝一に感服したり、えんにときめいたり、人となりが好感が持てる。 一度、失敗して落ち込んで、その後立ち直り、大和暦改定を成し遂げるのは立派。 一緒に...

おもしろかった。渋川春海は本職はお城碁の碁打ちで、算術マニアだけど、偉い人に重用され、経験を積んで、成長していく様が描かれている。 関孝一に感服したり、えんにときめいたり、人となりが好感が持てる。 一度、失敗して落ち込んで、その後立ち直り、大和暦改定を成し遂げるのは立派。 一緒に観測に行く人や、保科正行、水戸光圀との交流もいきいき描かれている。

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2024/11/03

算術、碁、歴学、何かに才ある者の活躍にも地道な努力があるものだ。そして機を見るに敏。一生を潰にたる何かを見つけられることは望外の喜びなのかもしれない。

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2024/10/31

第7回 本屋大賞 第31回 吉川英治文学新人賞 第4回 舟橋聖一文学賞 第4回 大学読書人大賞第1位 おもしろくて夢中で読み耽りました! 歴史小説ならではの馴染みのない文章で言葉を調べながら読みましたが、不思議なくらい話の内容がわかりやすくて楽しかったです。 前半は江戸時代の...

第7回 本屋大賞 第31回 吉川英治文学新人賞 第4回 舟橋聖一文学賞 第4回 大学読書人大賞第1位 おもしろくて夢中で読み耽りました! 歴史小説ならではの馴染みのない文章で言葉を調べながら読みましたが、不思議なくらい話の内容がわかりやすくて楽しかったです。 前半は江戸時代の未知な情報がいちいち新鮮でした。 絵馬に問題を書いて解いてもらう算額奉納は、娯楽の少ない時代では算術も娯楽になるのだと知り驚きです。また、碁打ち衆や茶坊主という職業や、朝令暮改の規則など、江戸幕府事情も色々知れました。 星の観測では、江戸時代にこんな大掛かりな調査をしていたのかと感心し、 「あたかも一隻の大船をみなで操り、星の海を航るがごとき働きであった。」 という、器具を操る隊員たちとの連携を表した一文が素敵でした。 建部、伊藤との天体観測の旅路は、振り返ると夢のような時間に思えます。 この小説の時代背景は、戦国時代が終焉した泰平な時代で、保科正之が登場します。民の生活の安定確保に努めた彼の人柄と能力はもうすごい!としか言えず、日本三大名君なことに納得です。その功績の一つに改暦への関わりもあったんですね。 他にも優秀な算術家や天文学者、上役など何人もの理解者に囲まれ、渋川春海が偉業を成し遂げたことには人の縁も欠かせない要因でした。 志半ばで仲間たちが次々に死去してしまうことが悔しかったですが、春海はよくぞ長生きをしてくれました。運も味方になり改暦を達成できたのでしょう。 人生をかけた改暦はあまりにも過酷な道のりで成し遂げた時には感極まりました。 算段を見極め、抜かりなく根回しをして布石を打つ、そんな碁打ちの術が改暦に活きるところはおもしろく、そしてかっこよかったです。

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