- 新品
- 書籍
- 書籍
その桃は、桃の味しかしない
1,320円
獲得ポイント12P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2012/04/25 |
JAN | 9784344021716 |
- 書籍
- 書籍
その桃は、桃の味しかしない
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
その桃は、桃の味しかしない
¥1,320
在庫なし
商品レビュー
3.1
28件のお客様レビュー
高級マンションでルームシェアをする奏絵とまひる。 2人の共通点は、40代既婚者の愛人であるということ。 非現実的だけど、とても興味深いストーリーでした。 語り手が奏絵のため、有り得ない設定が淡々と語られ、入り込みやすかった。 この環境で、まひるが壊れていくのは当然のこと。 平井...
高級マンションでルームシェアをする奏絵とまひる。 2人の共通点は、40代既婚者の愛人であるということ。 非現実的だけど、とても興味深いストーリーでした。 語り手が奏絵のため、有り得ない設定が淡々と語られ、入り込みやすかった。 この環境で、まひるが壊れていくのは当然のこと。 平井は最悪の男だなと嫌悪感を感じます。 奏絵が自分を見失わなくて良かった。 出てくるご飯が、平凡でもどれも美味しそう。 2人とも幸せになれるといいなと思います。
Posted by
裕福な既婚の男性に拾われ、用意された部家で生活費をもらいながら生活する2名の女の子。大きな事件が起きる訳でもないのに、些細な感情表現の積み重なりで話が進んでいく。
Posted by
17/09/25 (66) 読み終わったあとにタイトルを改めて読むとなんだか虚しい気分になる。かなしいとかせつないじゃなくてむなしい。 ・まひるはうるんだ目でわたしを見ていた。まひるの顔を見ていると泣きそうになるけれど、視線を外すのはもっといやだった。唇に力を入れて、見つめた...
17/09/25 (66) 読み終わったあとにタイトルを改めて読むとなんだか虚しい気分になる。かなしいとかせつないじゃなくてむなしい。 ・まひるはうるんだ目でわたしを見ていた。まひるの顔を見ていると泣きそうになるけれど、視線を外すのはもっといやだった。唇に力を入れて、見つめた。 「奏絵ちゃん」 「うん」 楽しかった、とか、ありがとう、とか言われたら、もう我慢できずに泣いていたと思う。けれどまひるは何も言わなかった。きっと何か言ったら泣いてしまうからだ。(P183)
Posted by