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なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか 世界の先進企業に学ぶリーダー育成法
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
| 発売年月日 | 2012/04/04 |
| JAN | 9784532317843 |
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なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか
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なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか
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商品レビュー
3.4
49件のお客様レビュー
本書はグローバル化につまずいている日本企業の要因について、日本を良く知るスイス人と、日本人の2人が記述している本です。確かに日本企業を見渡すと、海外売上比率が80%超などのきわめてグローバル的な企業もありますが、中身を見ると、人材のグローバル化は進んでおらず、日本企業が得意の「人...
本書はグローバル化につまずいている日本企業の要因について、日本を良く知るスイス人と、日本人の2人が記述している本です。確かに日本企業を見渡すと、海外売上比率が80%超などのきわめてグローバル的な企業もありますが、中身を見ると、人材のグローバル化は進んでおらず、日本企業が得意の「人は語らないが、製品が語り売っていく」アプローチの企業が大半です。これは日本が新興国であった戦後においては、自国よりも経済水準が高い先進国(欧米)に対して、品質はよいが価格はリーズナブル、という明確なメッセージを製品に込めて、海外事業を行っていた時期にはうまくいくアプローチでしたが(日本企業の初期の海外営業マンは、欧米にて身振り手振りで自社製品の良さをアピールしたという、これはこれで今の日本人にはできない根性を備えていたわけですが・・・)、先進国ではなく新興国の市場が重要になってきた現在、また日本が先進国になったことから、コスト優位性が失われた今、日本製品の良さをアピールするためには、本書で記載されているような「グローバル人材」が現地にて積極的にお客さんとコミュニケーションしなければいけません。 そして本書でも指摘されているように、日本企業の中高年層(40代以上)においては、このグローバル人材(本書では3つのグローバルマインドセットを備えている人と定義されている)が限りなく少ない。そして同時にこれらの年齢層が企業の重要な意思決定を担っているケースが多い、というジレンマがあります。 そのため、本書では若手ではなく中堅、あるいは上級経営幹部をコンフォートゾーンから引っ張り出し、たとえばIMDの講座に突っ込むなどの対策が必要である、という提案をされています。 このあたりの問題分析については、非常に痛いところを突いているなあと思いましたが、ソリューション面については、賛同しかねるところもありました。おそらく現在40代以上の日本のサラリーマンは、英語の習得+グローバルマインドセットの習得ができる確率はきわめて低いのではないか?その意味で残念ではありますが、私はこの問題はきわめて根深く、ビジネススクールに派遣するくらいの短期的に解決できるとは思えませんでした。むしろ、大幅な人材流動性の確保が必要で、グローバル志向の企業に勤めている年配のドメスティック人材については、ドメスティック市場を主戦場にしているサービス業に、逆に海外を主戦場にしていく企業(業種)については、若手のグローバル人材候補を幹部に配置するなどの荒療治が必要と思います。そのためには、解雇が容易になるような労働法の改正も必要で、ドイツが21世紀に入って実施したような、そして痛みも伴いましたが結果としてドイツ企業は現在再生していることから見ても、そのような荒療治こそが日本に必要ではないかと感じました。
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・日本はG7の時代のままの認識。G7サミットが開始された70年代にはG7が世界のGDPに占める割合は約50%。今は(2010)、G7で40%、G20全体で85%。この現実に日本はきちんと向き合っているか? ・島国である日本は世界の変化はいったん日本の外に出てみなければ感じにくい。...
・日本はG7の時代のままの認識。G7サミットが開始された70年代にはG7が世界のGDPに占める割合は約50%。今は(2010)、G7で40%、G20全体で85%。この現実に日本はきちんと向き合っているか? ・島国である日本は世界の変化はいったん日本の外に出てみなければ感じにくい。 ・ネスレは研修センターを企業内大学とよばずに「地域規模での出会いの場」と呼ぶ。研修の参加にあたっては、地域のマネージャがあらかじめグローバルに提示された条件に見合う候補者を選抜する。 ・誰しも目先のことにとらわれがちです。21世紀に入り、物事の進行速度はますます加速し、短期的に成果を問われる傾向も強い、しかしだからこそ、特に目先のことを超越するようなトレーニングが必要。自分はグローバルな環境でどのような力を発揮できるか?自社の業界は10年後にどのように変わっているだろうか。
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※このレビューにはネタバレを含みます
なぜ、日本企業はグローバル化でつまずくのか ■理由 ①もはや競争優位ではない「高品質」にこだわり続けた ・テレビ業界:こだわるだけではなく割り切る勇気と余裕が必要 ②「モノ」しかみてこなかった ・アップルiPodとソニーのウォークマンの戦い。「システム対モノ」 ・「モノづくり」への「こだわりを礼賛する考え方には注意が必要。 ・良い物を作っていれば売れる。という考えはマーケティング・ブランディンク軽視で、美術で買ってもビジネスで勝てないという結果を招きかねない ③地球規模の長期戦略が曖昧だった ・グローバルに成功する企業は地球規模の販売網の構築に早くから取り組んでいる ・将来の人口予測、統計の分析が必要 ④生産現場以外のマネジメントがうまくできなかった ・今までの海外進出は、相手を日本化することで成功 ・ただ、工場生産以外のマネジメントでは苦労して、商品開発・マーケティング・営業の分野が弱い ■グローバル人材育成のポイント ①ローカルとグローバル間の人材移動を継続的に行う ②若手教育だけでなく、ミドル・シニア層の幹部教育を手厚くする。 ③人材育成は、日本も外国人も対象にする。 ④単なる英語力だけでなく、英語で議論する力を養う ⑤人材育成のために、海外ビジネススクールを有効に活用する
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